口臭治療の基礎知識

口を覆う女性

口臭の強さは、いろいろな条件で変わる?!

Posted on 14-02-2019 , by: nishina , in , 0 Comments

こんにちは。
京都市伏見区京阪宇治線の桃山南口、仁科歯科医院の仁科真吾です。

普段は気にならないのに、朝起きてすぐ、自分の口臭が気になったことはありませんか? また、体調が優れないとき、口臭が気になった方もいらっしゃるかと思います。それはどうしてなのか? 口臭に影響するいろいろな条件について説明させていただきます。

 

朝食を抜くと、口臭が強くなる?!

時間が無くて、朝食を食べずにそのまま家を出てしまう⋯そんなことはありませんか? 実は、多くの人は、早朝が最も口臭が強く、食後に口臭が減るのです。つまり、朝食を抜くと、非常に強い口臭のまま出かけているということになるので注意してください!
食事の内容も、スムージーやヨーグルトなどの流動食ではなく、きちんと歯でかむ食事をすることが大切です。

また、朝食前ほどではなくても、昼食前や夕食前も口臭は強くなる傾向があります。
そこで、口臭予防のために、食間にティータイムをとることをお勧めします。紅茶やコーヒー、お菓子に含まれている砂糖は、歯の大敵ですが、口臭物質を90%以上減らす効果があるので、ぜひお試しください。

紅茶

体のリズムによって変わる

女性の体はデリケートで、生理周期に合わせて体調が変化する方が多いです。体調だけでなく、口臭もまた、人によりますが、月経期間中、排卵中、その中間期に強くなることがあります。
しかし、歯周病の予防と合わせて、正しい口臭予防方法を実践することで対処できますので、ご安心ください。

 

口が渇くと、口臭が強くなる!

口内の唾液の量と、口臭の原因物質の相関関係を調べた2002年の実験で、唾液の量が減って口の粘膜が乾燥すると、口臭が強くなるという結果が出ました。
このことから、口が渇いているときに、唾液を増やすためにチューインガムをかむことが効果的だといえます。

ここで注意すべきは、口が渇いていない人がガムをかんで唾液を増やしても、口臭原因物質は減るどころか増えてしまうということです。やみくもに唾液を増やせばいいというわけではないのです。

 

ストレスで口臭が強くなる?

ストレスと口臭の関係は100%証明されているわけではありませんが、2002年のおもしろい実験があります。

大学生にとって大きなストレスと考えられる期末試験。そこで、大学生71名に対して、試験前、試験中、試験後に、唾液の量と口臭原因物質の量を調べてみると、試験日は唾液の量が減り、口臭原因物質の量が増えていたのです!

このことから、ストレスにより口臭が強くなったと考えられます。ストレスがあるときは、ガムをかむなどして唾液を増やし、口臭を予防するのがいいかもしれませんね。

いずれにしても、専門家の指導のもとで、正しい口臭予防方法を実践することが大切ですので、「口が匂うかも?」と気になったら、京都市伏見区京阪宇治線の桃山南口、仁科歯科医院まで! まずはお気軽にご相談ください。

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