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口臭治療の流れ

口臭治療は以下の流れで進んでいきます。患者様のご状況によって期間などは異なって参ります。ご不明点は診察時やお問合せ時にご遠慮なくお聞き下さいませ。

1.ご予約の上来院頂く

お電話無いしフォームからご予約の上、来院下さい。まず初回はお話を伺うカウンセリングと、大きく4種類の検査をさせて頂きます。検査の結果、歯周病では無く別の全身疾患が原因だった場合は、そのことをお伝えして、適切な診療科をご案内致します。

以下は口が原因だった場合の流れです。

2.検査

検査1:口臭ガス検査

レイヤー 1

オーラルクロマという機械に息を入れて頂くだけです。

具体的には右図のようにフランジという物を加えて頂き、そこに少しだけ息を入れて頂きます。

結果は約4分で出てきます。その結果が以下の様なグラフです。

3種類の口臭原因ガスの割合がでてきます。それは

  • 硫化水素
  • メチルメルカプタン
  • ジメチルサルファイド

最新口臭測定器「オーラルクロマ」で 口臭の原因をしっかり突き止めるといいます。

これらの 割合を調べることで、なぜ口が臭っているのか分かるんです。よく言われる口臭は歯だけでは無く胃腸や全身の疾患からモデルというのは本当で、本当は歯では 無く違う病気が原因の場合もあります(歯のことが多いですが)そういったことをきちんと判別し、数値化するのです。

硫化水素とメチルメルカプタンは歯周病菌が出すガスです。硫化水素は卵が腐った臭いメチルメルカプタンは玉ねぎが腐った臭い。そして、ジメチルサルファイドは魚が腐った臭い、ゴミの臭いがします。これは胃からの臭いであったり、全身疾患からの臭いのこともあります。

検査2.レントゲン検査

硫化水素、メチルメルカプタンが多い場合は、歯周病を発症している可能性が高いので、160_F_39411505_b2J7Fj2To5EQx8qUP3LfRvCEyXCHAWocレントゲン検査で歯周病の進行状態を確認します。

歯周病は自覚症状がほとんどありません。静かに進行していきます。ですから、「あれっ、何かおかしい?」と気付いたときには手遅れになっていることが多い病気です。また、口臭でお悩みの方も自覚症状が無いので「歯周病が原因です」とお伝えすると驚かれる方も少なくありません。

ですから、レントゲン検査は非常に重要で不可欠な検査。これは一般的な虫歯などの時に行う物と同様にレントゲン室で撮らせて頂きます。

検査3.口腔内の検査

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  • 粘膜、舌、歯肉の状態を確認します。
    粘膜のひび割れ、舌のひび割れなどを確認します。これは口腔が乾燥していないかどうかの確認です。
  • 舌の表面の白いこけの有無を確認します
    舌の表面の『白いこけ』は舌苔というもので、この中には歯周病菌もいるので口臭の原因となります。
  • 歯肉の状態を確認します
    歯茎がピンク色なのか? 赤く腫れているのか? 歯周ポケットが深いのか?

歯周病の進行状況などを確認するためにも、また、実際に口の中を見ることで分かることもありますので口腔内を見させて頂きます。

検査4:位相差顕微鏡検査

さらに細かく調べていく場合は、歯周ポケットから出ている炎症の血液を採り顕微鏡で『どのようなタイプの歯周病菌か』を調べます。

2.医院内治療

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3~4つの検査が終わると、その結果を患者様にお伝えします。

そして、その後の治療方針を説明すると共に患者様の希望もお聞きしてから口臭治療を開始します。ではここで、『代表的な口臭治療』を簡単に説明します。

  1. 検査で全体の状態を把握したら、歯周病菌を殺菌するパーフェクトペリオという歯周病原因菌殺菌水で歯周ポケットと舌を殺菌します
  2. 特殊な機械で、歯周ポケットの中の歯周病菌が産出するネバネバ膜(バイオフィルム)を除去します。
  3. 歯周病原因菌を殺菌するパーフェクトペリオの高濃度のものでうがいをしてもらいます。
  4. 歯周病菌を殺菌できているかどうかを確認するために、口臭測定器で口臭のガスの数値が減少していることを確認します。

多くの場合、以下の様に口臭を現す緑色のグラフが減少します。

殺菌前
殺菌後

平均的な口臭治療では、この院内治療を約3カ月かけて6回から8回ぐらい行います。もちろん症状によってその回数は異なってきます。

3.自宅ケア(家庭での治療)

160_F_3593472_7lhW2DknhCKdvkFDE1jZd98UDC4V4Im2歯周病菌は6時間単位で増殖します。ですから、口臭治療は院内治療に加えて、家庭内でもしっかり治療することが大切です。医院での治療と家庭でのケアの両輪が必要なのです。これはとても大事なことなので、ご注意下さい。

時々「家でのケアを怠ってしまった」という方がいるのですが、家でのケアをしなければ、何回治療に来て頂いても治りません

きちんと口臭を治すとしたら家でのケアも絶対に必要だと考えて頂ければ幸いです。

家でのケア方法

家庭で行う口臭治療はこのようなものです。

  1. 通常450ppmという濃度の自宅用ケア剤ラプチャーを歯磨き後、朝昼夜使用してもらいます
  2. 舌ブラシでの舌のケアを行っていただきます

やり方は難しくありません。また、きちんとやり方は指導させて頂きます。

ご参考:治療費用と治療期間の目安

160_F_51292838_Z2p16TyeBi3CA8QSl8UuexYPcBFfTiXs口臭治療の目安を知っていただくために、当医院での治療費用をお伝えします。

  • 口臭ガス検査 ― 3000円(税別)
  • レントゲン検査、口腔内検査 ― 保険で行います
  • 位相差顕微鏡検査 ― 3000円(税別)

治療費については殺菌水(パーフェクトペリオ)を用いてですが1回2000~3000円とお考えください。そして自宅ケアの殺菌水3100円です。これを朝昼夜、寝る前使用してもらいます。

月に2回の来院と自宅ケアでまずは3カ月様子を見ます。そして口腔ガス検査の結果を確認して定期管理に入るかどうかを決定します。