歯周病菌が出す口臭になる産物

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
スクリーンショット 2015-10-08 3.14.37

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

口臭を気にされて様々なことをされている方が多いことでしょう

いくら歯を磨いてもすぐに匂ってくる、

タブレットを噛んでいてもタブレットと匂いが混ざりあってくる

そんな経験をされている方も多いと思うのです

今回はその最も大きな原因の一つについて深く調べていきたいと思います

1.口臭の最も大きな原因

歯周病が原因です

歯周病と言っても歯石を取れば治ると考えられている方もまだ多いのではないかと思いますが

違うんです

歯周病は細菌感染症です

この中のばい菌が出す物質により口臭が発生するのです

歯周病が重度になればなるほど匂いの原因を出すばい菌の数も多くなっているため口臭も強くなるのです

2.歯周病の菌とそれが出す匂いの物質

1、プロフィロモナスジンジバーリス

酪酸、硫化物、インドール、アンモニア

 

2、プレボテラインターメディア

酪酸、酢酸、インドール、アンモニア

 

2、フゾバクテリウムヌクレアタム

酪酸、硫化物、インドール

 

3、キャンピロバクターレクタス

硫化物

4、トレポネーマーデンティコラ

硫化物

 

5、エイケネラコローデンス

酢酸

 

6、キャプノサイトファーガー

酢酸

代表的な歯周病菌とそれらが出す口臭成分を書きました

ここから考察していきます

硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド

この三つが口臭の原因となります

この中で口腔がつまり歯周病が原因の匂いは硫化水素、メチルメルカプタンです

これらの中で硫化水素ー卵の腐った匂いを発する歯周病の菌はジンジバーリス、フゾバクテリウムヌクレアタム、キャンピロバクターレクタス、トレポネーマーデンティコラ

ジンジバーリスー毒性が強い外毒素を出しますので進行が早い場合があります

それ以外のものトレポネーマーなどは毒素が弱いのですがかなり進行した歯周病の場合かなり増えていることがあります

またメチルメルカプタンを産生する能力が高いものはプロフィロモナスジンジバーリスが代表例ですので

この二つのガスの数値が高いということは進行性の歯周病が疑われるということになります

なので

現在レントゲンであまり骨の吸収がなくとも将来歯周病が急速に進行する可能性が高いと思われます

2.結論

歯周病は一種類の菌によって進行することは少なく様々なタイプの原因菌が混合して感染するものであるが

プロフィロモナスジンジバーリスの感染により病状の進行も早く、また口臭も強くなると考えられる

ジメチルサルファイドの数値が高くなる場合には他の疾患を疑う必要もあるので歯科以外の医院を受診されることをお勧めすることも可能である

口臭測定だけではなくレントゲン診断、位相差顕微鏡診断も行いながらより精度の高い診断をしていくとともにこれらをより効果的に、安全に殺菌、コントロールすることにより口臭改善につながるのです

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

診療のご予約はこちら


  • 気になる症状などありましたら、当院までお気軽にご相談ください。

  • お急ぎ場合や緊急の方は、お電話にてご予約をお願いします。

  • こちらの予約フォームは初診の方専用となります。


診療予約はこちら

SNSでもご購読できます。