歯科医院のいびき治療で良質な睡眠を!

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こんにちは。 京都市伏見区にある仁科歯科医院の仁科真吾です。
パートナーや友人から、「いびきが大きい」と指摘されたことはありませんか?

いびきは誰にでも起こる現象ですが、実はさまざまな病気や交通事故につながる「睡眠時無呼吸症候群」という病気もあります。今回は、睡眠時無呼吸症候群の原因や歯科的治療について詳しく説明します。

睡眠時無呼吸症候群とは

2003年に起きた新幹線の居眠り運転事故を覚えているでしょうか。運転士は、睡眠時無呼吸症候群と診断され、ニュースでも話題になりました。睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に無呼吸(10秒以上呼吸が止まる)や低呼吸(呼吸が止まりかける)を繰り返す病気です。

病気のリスクが上がる睡眠時無呼吸症候群

私たちが生きていくためには酸素が必要です。ところが、睡眠時無呼吸症候群になり酸素が上手に取り込めないと、脳や血液に酸素が行きわたらず、神経も血管もフル活動になります。このような状態が毎晩続けば、高血圧になり心筋梗塞や脳卒中などのさまざまな病気のリスクが高まります。

睡眠時無呼吸症候群に関連する病気

☑ 肥満
☑ 高血圧
☑ 糖尿病
☑ 脂質異常症
☑ 狭心症
☑ 心筋梗塞
☑ 脳梗塞など

原因と症状

睡眠時無呼吸症候群は、大きく分けると2つの原因があります。また、加齢、肥満、疲労など生活習慣病とも関係しています。

1、閉塞型

(「鼻から肺」「口から肺」といった空気の通る気道が塞がるタイプで、睡眠時無呼吸症候群の9割程度がこのタイプです)

原因

☑ アレルギー性鼻炎などから鼻が詰まる
☑ 肥満から、舌のまわりや首のまわりに脂肪がつく
☑ 顎が小さいなど

主な症状

いびき、強い眠気、疲労感、集中力や記憶力の低下など

2、中枢型

(呼吸をするように、脳から指令が出ないタイプです)

原因

☑ 脳の呼吸中枢の異常
☑ 心不全や脳血管疾患に関係がある

主な症状

いびきが出ない

病院へ行くには

☑ 耳鼻咽喉科
☑ 呼吸系内科
☑ 循環器系内科
☑ 一般歯科
☑ 口腔外科

たとえば、「鼻づまりなら耳鼻咽喉科へ」「高血圧なら循環器系内科へ」というように症状に合わせて医療機関を受診します。ただ、睡眠時無呼吸症候群の医療機関は多岐にわたります。最近では、「睡眠外来」または「睡眠障害専門外来」という睡眠の質を詳しく検査できる医療機関もあります。

歯科医院でできる治療方法とは

閉塞型の睡眠時無呼吸症候群は、歯科的治療が可能です。治療方法は、「スリープスプリント」というマウスピースを使い、呼吸が止まるのを防ぎます。

マウスピース装着までの流れ

1、マウスピースでいびき治療ができるかを調べる
2、虫歯や歯周病がないかチェックする
(虫歯や歯周病がある場合は、その治療を優先しておこなうことがあります)
3、歯並び、噛み合わせ、歯の状態を調べる
4、問題がなければ、歯型をとりマウスピースを作る
5、マウスピースを装着し、微調整する
6、定期的に受診する

マウスピースを装着する効果

マウスピース装着→下顎が少し前に出る→舌の位置が上がる→気道が広がる→呼吸がしやすくなる

マウスピースのメリット

☑ 口呼吸から鼻呼吸になる
☑ 歯ぎしりが改善する
☑ 寝る前に、口にはめるだけで簡単
☑ 旅行や出張でも持ち運びできる
☑ 副作用など体への負担が少ない
☑ 長期間継続可能

マウスピースのデメリット

☑ 基本的には20本くらいの歯が必要
☑ 歯の形が変わるため、虫歯治療中はできない
☑ 劣化するため、数年で作りかえる必要がある
☑ 装着した直後は、違和感や不快感がある

まとめ

いびきを治療して睡眠の質が上がれば、仕事もプライベートも充実するはずです。たかが「いびき」と軽く見るのではなく、適切な検査や治療をおこないましょう。当院でも、いびきや歯ぎしりのためにマウスピースを作ることができます。少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。

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