インプラントとは
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は11月の最終日
だんだん寒くなってきましたね
今日はインプラントって何?
について書いていこうと思います
インプラントー簡単に言えば金属でできたネジのようなボルト
材料はチタンでできていることが多く
なぜ?
チタンはやはり生体親和性が良いためです
このチタンの骨と接する部分に様々な加工がされていることが多いのです
そして埋め込む部分ー歯槽骨と呼ばれる部分とくっつきやすくするためです
骨とくっつくことをオステオインテグレーションと呼びます
くっついてからこの上に歯を立てていきます
上のものを上部構造と呼びます
アバットメントと呼ばれるネジ止めのもので高さを作りその上に歯を作ります
セラミックの歯であったり、ゴールドという金の歯であったり、ハイブリッドセラミックという歯を選ぶことができます
そしてメンテナンスできるように仮止めを行います
インプラントで気をつける事は骨の中に埋めるのでやはりしっかりした骨の量、質が大切になります
スカスカの部分、もしくは埋める骨の量がない場合
やはり寿命は短いためです
これを調べるのが術前のCTなのです
また気をつける事
インプラントは高額であるため多くの人は永久に持つものであるという錯覚を覚えます
しかしどんな効果な歯でも失ったことに原因があります
歯を失う原因ー歯周病、虫歯、?胞、様々な原因があります
がこの中で最も多いものは歯周病なんです
インプラントにしたら、歯を抜いたから、入れ歯になったからと行って永久に持つものではないのです
お口の中に歯を失うほどのばい菌ーつまりここでは歯周病菌がいることを意味します
これは残念ながらゼロにはなりません
インプラントは骨の中に埋まっている人工物です
インプラントの周りの骨を溶かすことによりやはり抜けてしまいます
僕らの世界ではインプラントが抜けることをロストしたと言いますが
これはインプランタイテストというものです
つまり歯周病のようなものです
いや歯周病です
毎日のケア、医院ケアをしなければなりません
そして残念ながらこのインプラントのケアは保険は使えません
通常一回1万5千円ぐらい費用がかかることが多いようです
ただしー複雑な機構の上部構造、本数が多い場合などはもっと費用がかかることがありますのでこの限りではありません
一生何にもしなくて良いものって
車にしろ、家にしろ、
どうでしょうか?
何もないですよね
メンテをしておく、何かにあらかじめ備えておくこれが大切なような気がするのですが…