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口が乾いて会話がしにくい、食事がしにくい

2019.02.20 #歯の悩み

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

最近患者様のお悩みで口がかわく、唇がくっつく、唾液が粘つくなどの症状を訴える方が多いのです。

もちろん一般の歯が痛い、歯が揺れる、口臭でお悩みの方もおられるのですが

唾液が少ないという方が増えてきているような気がします

少し前から保湿ジェルなどサンプルをメーカーに問い合わせて僕自身が一回試してからもっとも良いものを提供しよう

そう思い出しました

楽しいはずの会話、

楽しいはずの食事

お口は食事をするという以外に

コミュニケーションを取るため重要です

思いを伝えたり、しながら人と人の関係は深まるのですから

お口がかわく原因について

このブログでまとめてみようと思ったのです

原因には、

(1)腺因性(唾液腺の萎縮によるもので、シェ-グレン症候群などの慢性の萎縮性唾液腺炎、頭頚部の放射線治療、加齢など)

(2)薬物性(長期連用により唾液分泌を抑制する副作用のある薬の内服)

(3)全身性代謝疾患(熱性疾患、脱水症、下痢、糖尿病、尿崩症など)

(4)神経性(顔面・舌咽神経の障害、極度の精神緊張、自律神経障害など)があります。

もちろん

原因によっては治療法などが異なってきますが

シェ-グレン症候群では唾液分泌を促進する薬が使用されます。

原因除去が困難なものや治療期間中で症状が改善するまでは、

保湿剤入り洗口液、保湿ジェル、人工唾液などによる口腔内湿潤・乾燥症状の改善、リップクリームによる口唇の保湿などの対症療法が行われます。

それと同時に口腔乾燥症に対する生活習慣指導として、

高齢者ではのどの渇きの感覚が減退するので意識して少しずつ水分補給すること、

唾液の分泌を促すためにレモン水でうがいすること、

野菜・果物など清掃性食品を摂りよくかむこと、

砂糖の摂取を控えキシリトールなどを代用すること、

飲酒・喫煙・カフェインの摂取をひかえることなどの指導を行っています。

また、口腔乾燥で生じたむしば・歯周病・口腔カンジダ症は治療を行うとともに口腔粘膜清掃、入れ歯の清掃、歯みがきの指導を行って再発予防に努めています。

唾液には様々な役割があります

つまり

自浄作用

粘膜を保護する役割

です

入れ歯は粘膜の上に乗るわけなので

粘膜が乾燥していると擦れて傷ができてしまって痛くなり入れていられなくなります。

自浄作用

これがなくなると

虫歯になりやすくなったり

歯周病が進行したり口臭がきつくなったりします

唾液の保湿ジェルなどを使用するとともに口腔の清掃を徹底していくことが重要になるのです。

 

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