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口の中の歯周病の原因の細菌と糖尿病

2018.02.01 #口臭・歯周病治療

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

歯周病が様々な病気と関係あるなんて?ないでしょ?

テレビではよく言っているが意外にそう思われているかもしれませんね

今日はお口の病気を全身の疾患と関係あるものの代表例を書いていくことにしますね

1、糖尿病と歯周病

実は関係あります

お口の中にあるプラークーつまり歯垢は単なる汚れではなく細菌の塊です

歯肉に炎症があると歯茎にある血管が破れやすくなりそこから全身へ歯周病の原因の細菌が全身へ回ります

また歯周ポケット内部で起こった炎症物質も全身に回ります

すると血糖値をコントロールするインスリンを効きにくくするしてしまうのです

すると血糖値のコントロールができにくくなり糖尿病のコントロールが出来にくくなるのです

また糖尿病の方は抹消の抵抗性も悪くーつまりここでは歯茎での外敵ー歯周病菌に対して抵抗性が悪いので歯周病も進行しやすくなります

※歯垢ープラークの1mgには10億の細菌がいると言われています

この細菌が多いほど歯周ポケットの中で免疫とこの外敵が戦って炎症が起こるのです

すると歯肉に炎症が起こり歯を支える骨が溶けてしまい歯と歯肉の境目の部分が深くなり歯周ポケットが深くなりのです

そして歯周病の原因となる細菌は空気が嫌いなためこの空気の少ない歯周ポケットの中で繁殖しさらに歯肉に炎症を起こすのです

歯を支えている歯茎単体に炎症がある場合を歯肉炎

骨を溶かし炎症を伴っている場合を歯周炎と呼びます

この骨が溶けているかどうかを調べるにはレントゲンの撮影が必須となります

歯周炎にはステージが3つあり

1、軽度歯周炎

歯の長さに対して1/2以上骨がある場合はこの状態

2、中等度歯周炎

歯の長さに対して1/2の骨がある場合この状態

3、重度歯周炎

歯の長さに対して1/2以下の場合はこの状態

そして多くの場合軽度歯周炎から中等度歯周炎までは進行スピードはゆっくりです

中等度歯周炎から重度歯周炎までは割と進行スピードは早いと考えられます

なぜなら歯周ポケットが浅いほど清掃が可能なためです

さらに出る症状を進行度合い的に書いていきます

1、軽度歯周炎

時々歯ブラシに血がつく

2、中等度歯周炎

歯にものがつまる

朝、口の中が粘つく

朝起きた時に茶色い唾液が出る

口の中が臭い

つまり口臭を指摘される

フロスをすると臭う

歯茎が時々腫れる

重度歯周炎

歯がゆれて硬いものが噛めない

前歯がスキッ歯になって来た

冷たいものがしみる

ここでなぜ軽度では気づかないのか?についても書いていきますね

実は症状がほとんど出ないからです

そしてたまたま歯ブラシが強く当たったから傷ができたため出血したのだと思うわけです

そして認めたくないのです

自分が歯周病であることを

中等度

少しもしかしたら自分は歯周病なのか?と思い出すわけです

歯と歯の間にものがつまりやすくなるので

また場合によっては見た目的に歯が伸びたように感じます

実際歯が伸びたわけではなく歯肉が下がったため歯が長くなったように感じられるのです

そして歯がしみるようになるのです

歯肉が下がるとエナメル質の下にある通常歯茎の中に隠れている象牙質という部分が露出します

するとこの部分は細かな管があり神経まで通じています

冷たいものが当たると歯の神経は冷たいとは感じずに痛みを感じるのです

なぜか?

歯にある神経は2種類ー鋭い痛みを感じる神経、鈍痛を感じる神経

この二つしかないため

暖かい、冷たいという感じる神経はないので痛みを感じるのです

歯周病が進行し象牙が出てもあれ虫歯かな?なんて思うのです

この状態で歯を削るとさらに象牙質が出るのでしみるのがさらに強くなります

そしてこの象牙質から歯周病の原因となる細菌が神経ー歯髄まで侵入されると歯髄炎を起こしてしまうのです

この状態になった場合虫歯でもないのに神経の処置を行わなければならなくなります

この歯周病で失った骨は回復しません

ですのでできるだけ早い段階で処置、予防を行う必要があるのです

歯周病の治療

1、医院

ブラッシング指導

スケーリングー歯茎、口の中のクリーニング

SRP-スケーリング、ルートプレーニングー歯茎の下の部分の歯石をとったり、炎症物質の除去

歯周外科ーフラップオペー歯茎をめくり完全に歯周病で溶けた部分を直視して綺麗にする方法

オープンキュレットー完全には歯茎をめくらずに歯周ポケットを少し開けて綺麗にする

歯肉切除術ーポケットを減少させるため歯茎を切除する方法

などなど様々な方法があります

しかしこれらでは歯周病の細菌を殺菌したことにはならないのでオゾン水、次亜塩素酸電解水による殺菌も行われている

またレーザー併用により歯周ポケット内部の殺菌ー半導体レーザーが適していると思われる

CO2レーザーによる歯肉切除術、

ウォーターレーザーによる歯周ポケット内部の殺菌、清掃などの方法もある

しかし基本的には毎日のセルフケアーつまりブラッシング、マウスウォッシュの習慣、精度がある程度できてからこのレーザー、外科を行わないと良い結果は出ないのが現状です

また歯の揺れがある場合固定を行う場合もありますが

A-スプリント、エナメルボンド、補綴物による固定などがあります

エナメルボンド以外は歯を削る方法となります

エナメルボンドシステムというのは簡単にいうと樹脂で揺れている周りの歯と止めることを意味します

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