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仁科歯科医院

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歯肉炎と歯周炎

2019.11.08 #口臭・歯周病治療

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

歯茎が腫れた

痛い

歯を磨くと膿の味がする

このままほっとくとどんどん腫れて顔がおたふく風邪みたいになるんじゃないか?

膿の味がし続けて口臭がものすごくするんじゃないか?

など不安なことがいっぱいですよね

ここで歯茎が腫れる場合の種類について書いていきますね

歯肉炎ー歯茎単体が腫れている場合

つまり歯を支えているのは骨

この吸収がある場合は歯周炎という言い方に変わります

ただ一般の方はレントゲンを見ておられなのでわからないと思います

ただレントゲンで説明してもいやあ私は歯周病じゃないと疑われる方もいらっしゃいますが

鏡を見せると納得されることが多いです

なぜなら歯茎が下がってきた状態を見せます

健康な場合ー歯ー歯茎の上からエナメル質、象牙質、セメント質になります

エナメル質しか歯茎からは見えていないはずです

しかし

歯を支える骨が下がってくると必然的に歯茎も下がります

すると本来歯茎の下にある象牙質が露出し歯が長くなったような状態になるのです

もはやこの状態は歯周炎です

膿の味がするのは

歯周ポケットという骨と歯茎の溝に歯周病菌が繁殖し免疫と闘って膿になります

ずっと膿の味がするのはずっと闘っているからなのです

歯磨きしてもバイキンを除菌できるわけではないのですが

少しでもプラークー歯垢を除去しなければなりません

この歯垢は残っていると2週間で歯石になってしまい歯ブラシでは取れなくなります

硬さ歯石より歯ブラシの毛の方が柔らかいからです

例えば石をほうきの毛で削れないのと同じです

歯石の下には歯周病菌がたくさんいますので硬いガードされた状態でのほほんと増殖してしまうのです

もっとここでは重要なことをお話しします

歯肉炎の状態の時に歯磨きの精度をあげたり、クリーニングに通ったりされることが重要です

なぜなら

一度失った骨は元には戻らない

ここ一番重要です

つまり歯周病で溶けた骨は戻らない

なので歯と歯の隙間が開いてしまった場合ー元に戻らない

歯が長くなったような気がしてもー元に戻らない

歯周病が進行すると硬いものが噛めない、歯が揺れる、しみる、歯にものが詰まるなどの症状が出てきます

虫歯でもないのに歯そのものを失ってしまう怖い病気なのです

もっと怖いのは歯周病は様々な病気と関係があるということかもしれませんね

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