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歯茎から出血する時 歯磨きをした方がいいのか?しない方がいいのか?

2020.10.25 #口臭・歯周病治療

歯茎から出血する時 歯磨きをした方がいいのか?しない方がいいのか?

こんばんは

京都で歯周病治療に力を入れている仁科歯科医院です

今日は歯ブラシに血がつくことや口臭について書いていきます

歯みがき中に出血する

軽くブラッシングしただけでも赤く染まる

触るのが怖い…

これは触ってはいけないのか?

歯ぐきから出血が見れれる場合、

そのまま出した方がいいのか、

それとも触れないように磨くのがいいのか。

歯ぐきから出血するのは異常なのか?

ハブラシを軽くあてた程度でも、

歯ぐきから毎回出血する場合、

炎症を起こして腫れている状態が考えられます。

力の入れすぎにより、ハブラシで歯茎を傷つけて出血することもありますが、

健康な歯ぐきの人であれば、強くこすった程度で

出血するようなことはないのです。

歯ぐきや歯の周りが炎症を起こして腫れる原因は

歯周病が最も多いということをご存知ですか?

歯周病とは、お口の中の歯周病菌が原因で起こる感染症です。

軽度の歯肉炎も含めると、30代以上の3人に2人がかかっているのです。

歯ぐきが腫れているとき、炎症部分は血管が脆くなり出血しやすくなっています。

そのため歯ブラシがあたる程度の弱い刺激でも出血することがあります。

出血が見られるのは、磨き残した歯垢(細菌)がいるサインです。

カラダが細菌と戦うために毛細血管が増やされて、

赤く腫れているのです。

出血が怖いから触れない

という人がいますが、それは間違いです。

怖がらずに磨いて出血させることで、

歯垢、歯周病菌を減少させるので炎症が治ります。

すると歯ぐきが引き締まるので、

腫れや炎症を抑えることができます。

丁寧なブラッシングを行い、できるだけ歯垢を取り除いてあげることが必要なので、歯ぐきからの出血があっても磨くのは必要です。

ただし、歯ぐきはとてもデリケートなので、

最初はやわらかめの歯ブラシを選んでやさしく刺激するのがいいでしょう。

逆に、腫れてない健康な歯ぐきをゴシゴシと磨きすぎて無理に出血させるのは、歯ぐきを余計に傷つけているだけなので本末転倒です。

歯ぐきから出血する原因で最も多いのは歯周病である

歯ぐきからの出血、

口臭、

朝起きた時のねばつきなどが気になるようになったら要注意です。

歯周病のサインかもしれません。

気づかずに進行しているのが歯周病の恐ろしい所ですが、そのまま進行すると炎症が骨まで進み、

歯がグラグラ揺れたり、

歯ぐきがブヨブヨするといった症状が出始めます。

そして最終的には歯が抜けてしまうのです。

歯周病の原因はさまざまですが、

口の中に残った食べカスなどの汚れである歯垢が直接の原因なのです。

歯と歯ぐきのすき間に歯垢が溜まると、

2週間で歯石になり、歯周病菌が増殖します。

そして毒素が放出され、

ますます歯ぐきにダメージが与えられます。

炎症が起きやすくなり腫れてしまうのです。

すでに歯周病になっている部分は歯垢もたまりやすいので、毎日のブラッシングで取り除いてあげるが必要です。

日々、朝昼夜、お口の清掃を行うことが、

歯周病の進行を防ぐことにつながります。

歯ぐきが腫れている場合のおすすめブラッシング方法

歯ぐきが腫れている場合、

ハブラシはやわらかめのタイプを使うのがいいでしょう。

毛先がやわらかくて細いので、届きにくい奥歯などもブラッシングしやすいのがメリットです。

また、毛先で歯や歯肉をもむように震わせることでマッサージ効果も期待できます。

歯ぐきの腫れが見られる際、スクラビング法というブラッシング方法もおすすめです。

これは、ハブラシの毛先が曲がらないように鉛筆を持つくらいの軽い力で持ちます。

それから歯の1本ずつ垂直にあてて、

1ヶ所につき20回程度を目安に小刻みに往復させて磨きます。

歯の裏など毛先があたりにくい箇所には、45度にあてると毛束が直角にあたるので、磨き残しが少なくなります。

デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのも良いです。

歯間や歯と歯ぐきの境目などは狭くて歯ブラシが届きにくいので、フロスやブラシでかき出してあげるとより効果的です。

ただし初めから様々なアイテムを使うと使うこと自体に疲れてしまうので歯ブラシだけでもしっかり行うことが重要です。

歯ぐきの出血は、カラダの異変を知らせるサインのこともあり

正しいブラッシングを毎日行い、

お口を清潔な状態に保つことが、

歯ぐきを鍛え歯周病の進行をくい止めることにつながります。

ただし、歯ぐきの出血が一時的ではなく、

常に同じ部分から出血する場合などは、

歯ぐきの腫れが慢性的ずっと起きていると考えられます。

歯ぐきの腫れなどの症状は、多くの場合、見た目や出血量だけで判断できるものではありません。

歯ぐきからの出血くらいで!

と思われるかもしれませんが、

歯ぐきの出血も吐血や下血と同じくカラダの炎症です。

明らかな異変を知らせる症状かもしれないのです。

自分流のホームケアだけでは歯周病の進行が早まる可能性もあるので、

歯ぐきからの出血が気になる方は、

一度歯科医を受診して、お口の健康状態や正しいブラッシングができているかを確認するのもおすすめです。

歯周病の口臭の特徴とは? 気になるお口の臭いの対処法

歯周病の症状といえば

歯肉の腫れや出血、お口が粘つくなどの症状が知られていますが、

口臭に悩んでいる方がほとんどかもしれません。

歯周病による口臭は、

他の口臭とはどのような違いがあるのでしょう?

歯周病は放っておくと口臭がひどくなるだけでなく、

歯を失う恐れがあることから、

対処する必要があります。

原因別の口臭の種類

口臭と言っても、原因はいろいろあります。

生活して誰にでも起こりうる口臭もあれば、

早急に治療が必要となる口臭もあることから、

口臭が気になる場合は、

その原因を見極めて正しく対処する必要があります。

病的口臭

何らかの病気が原因で起こる口臭のことを病的口臭といいます。

原因となる病気については、

歯周病、歯肉膿瘍のような口腔疾患と、

消化器や呼吸器の病気、副鼻腔炎(蓄膿症)などの

全身疾患の2つに分けられます。

病的口臭は、原因となっている疾患の治療を受けることによって症状が改善します。

生理的口臭

病気などの特定の原因ではなく、

日常生活の中で起こる口臭のことを生理的口臭といいます。

食品由来口臭

ニンニクなどの臭いのきつい食材を食べた後や、

お酒を飲んだ後で起こる口臭のことを食品由来口臭といいます。

食品由来口臭は、消化の際に血液に染み出たにおい成分が、息となって肺から外に排出されることで起こります。

食品由来口臭は、摂取後の一時的な現象のため、時間がたてば改善されます。

歯周病の口臭の特徴とは

歯周病の口臭は、

歯垢内で増殖した歯周病の原因菌が、

揮発性硫黄化合物(VSC)のガスを放出することで起こります。

揮発性硫黄化合物は種類によって臭いが異なることから、複数の臭いが口の中で混ざり合うことで、

特有の不快な臭いへと変化するのです。

歯周病の口臭は、種類別に次の3つのタイプに分けられます。

腐った魚のようなにおい

歯周病の口臭の中で代表的なのが、

メチルメルカプタンという揮発性硫黄化合物が原因の臭いです。

メチルメルカプタンとは、

魚が腐ったような臭いで知られる気体で、

実は口臭のほかに、おならにも含まれています。

メチルメルカプタンは毒性が強いことから、

口臭の原因となるだけでなく、歯茎に対する毒性で

歯周病を悪化させる要因の一つです。

卵が腐ったようなにおい

メチルメルカプタンほど臭いは強くありませんが、

歯周病の口臭の原因として、

硫化水素という揮発性硫黄化合物です。

卵が腐敗する際に硫化水素が発生することから、

一般的に硫化水素といえば「卵の腐ったようなにおい」と称されています。

硫化水素は歯垢のほかに、

舌苔という舌の汚れでも発生しやすいのです。

生ゴミのようなにおい

生ゴミが腐ったような臭いが特徴の

ジメルサルファイドという揮発性硫黄化合物も、

歯周病の口臭の原因としてあげられます。

ジメルサルファイドは磯の香りのもとになっている成分で、海苔のにおいにも含まれています。

ジメルサルファイドによる口臭は、消化器や肝臓の疾患でも起こりやすいことから、

歯周病などの症状がみられない場合は、

全身疾患の可能性も考えられます。

口臭の確認方法

口臭は自分では気付きにくいため、

周囲の人に指摘されてはじめて気づくこともあります。

口臭を気にしすぎるあまりにコミュニケーションに不安を感じるようになる人もいます。

そのため、歯周病の症状がみられる場合は、口臭の有無を客観的に調べておくことが重要です。

匂いによるセルフチェック

人に知られずに口臭を確認したいという人には、

セルフチェックがおすすめです。

歯磨きの際にデンタルフロスで歯間を掃除しながら、

一か所ずつ歯と歯茎の間に溜まった歯垢のにおいを嗅ぐことも、口臭のチェックとして有効だといえます。

他人によるチェック

口臭に対する周囲の反応が気になる人は、

他人に臭いを嗅いでもらうといいでしょう。

ヒトには同じにおいを嗅ぎ続けていると、

臭いに慣れてしまうという性質があることから、

口臭が慢性的になっている場合、自分ではにおいが感じなくなっている可能性があります。

口臭測定器

口臭測定器を使うことで、臭いのレベルを調べることができます。

歯科医院の口臭外来などで導入されているような測定器は、口臭から硫化水素やメチルメルカプタン、ジメルサルファイドなどのVSCを検出することが可能です。

しかし、数千円で購入可能な口臭チェッカーの中には、

さまざまなにおいに反応してしまう機種があるため、信頼性の高い機器選びが重要となります。

細菌検査

口腔内で歯周病の原因菌が大量に検出された場合、

口臭が発生している可能性があります。

細菌検査は、患者さんから唾液や歯垢を採取して、

その中に含まれる歯周病菌の量を調べる検査です

口臭の改善

歯周病の口臭を改善するためは、

やはり根本的に歯周病を治療する必要があります。

歯周病が進行すると炎症部分が化膿しはじめて、

歯周病菌が放出するVSCに膿の臭いが混じって、

さらに口臭が強くなる恐れがあるのです。

歯周病の治療には、口臭のもとにもなっている歯垢や歯石の除去があります。

これとともに歯周病菌を除菌する必要があります。

歯周ポケットに溜まった歯周病菌を除菌し炎症が抑えられて、次第に口臭もなくなります。

そして治療とともに

歯ブラシやマウスウォッシュでセルフケアをしっかり行うことも、歯周病の口臭の改善につながります。

【歯周病の根本原因を知り、正しい治療を行うことで歯周病は改善できます】

当院は歯槽膿漏菌(歯周病菌)を殺菌できる装置を持つ歯科医院です。

ですので、歯周病の根本改善を目的としています。

歯周病で悩む方の原因を探り、そのための治療を行うことで根本解決をしていきます。

歯周病(歯槽膿漏)が改善できるサプリメントなどもよく見かけますが、それで改善できることは稀です。

歯周病(歯槽膿漏)で硬いものをかめない、口臭が気になり口を開けて笑えない、話ができない

そんな悲しい思いをしている方を一人でもなくしていきたい、力になりたいと考えています。

歯周病(歯槽膿漏)は原因を知り、正しい治療をしていくことで改善できるものです。

もし、あなたが歯槽膿漏(歯周病)でお悩みの場合は、歯周病専門の歯科医院などで恥ずかがしがらずにお気軽にご相談ください。

 

 

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