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ウイルス感染による口におこる異変

2016.08.28 #未分類

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

今日は子供がウイルス感染によっておこる粘膜疾患についてまとめていこうと思います

疱疹性歯肉口内炎

これは単純疱疹ウイルスによる感染でおこるものです

発生部位

歯肉

症状ー発熱39℃が起こり、悪寒、頭痛が起こり水疱が多数発生しますすぐに破裂します

触ると痛む接触痛があります

4から5日続きそのあと自然治癒します

対処法

安静にし二次感染の予防、脱水の防止に努める

ウイルスには抗生物質は効きません

まあ二次感染によるものを防ぐために抗生物質を使うこともあります

幼児期の高熱はウイルス疾患を疑うというのが王道かな?って思っています

次にもう一つ

手足口病

この原因菌はコクサッキーA16です

手、足、口に症状が現れます

小さな丘疹ができます

2から3日発熱が出ます

潜伏期が3から10日

夏に多い疾患です

どの年代に多いのか?

1歳から5歳の子供さんに多いです

対症療法ー安静に保つ

さらにもう一つ

ヘルパンギーナ

これも原因菌はコクサッキーシリーズです

コクサッキーA4です

咽頭部、扁桃に症状が現れます

乳児に急激な高熱を発生します

そして咽頭部に激痛を伴うため嚥下痛が著しく起こります

発病ー3から4日

これも安静にしているしかないようですね

この粘膜に生じるシリーズはもう一回やろうと思っています

はしか、おたふくカゼ、水痘がまだ残っているのです

 

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