エナメル質の硬さと切削器具
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日はあいにくの雨ですね
紅葉も散ってしまうのではないかなあと思いますがまあ僕はテレビで見るぐらいなんですよ
さて今日は歯の硬さのお話
歯で硬いものを噛めるのはなぜか?
歯の表面を覆っているエナメル質は非常に硬いのです
硬さの指標でモース硬度というのを聞かれたことがあると思います
エナメル質は10段階中で7なんです
ちなみに2、5の硬さは人間の爪、象牙
3、5は銅製硬貨
5はガラス
です
歯を削るためにはエナメル質より硬いものを使わなければなりません
硬度10のダイヤモンドを使用しています
ダイヤモンドバーというものです
これをタービンというものに付け高速回転し切削しています
この回転するときの音がみなさんが嫌いな音きーんです
漫画のアラレちゃんもキーンという音で走るようですがこれは高速で走っていますよと言う事なのでしょうか?
多分そうでしょう
キーンは圧縮空気で回転させる音なんですよ
これで削らないとキーンは聞こえません
ウォーターレーザーは水をレーザーで加速します
バチバチバチという音がします
アクアカットクアトロは強圧アルミナを吹き付けて歯を削ります
シャーという音がします
まあ圧がいるので隣にコンプレッサーがあるのでそちらの音の方が大きいですが