グルコン酸クロルヘキシジン
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日はコンクールfのうがい薬の殺菌成分のグルコン酸クロルヘキシジンについてお話ししていきます
CHG-グルコン酸クロルヘキシジン
予防効果です
plaque付着抑制効果
歯肉炎予防効果
この二つが特徴です
濃度がどれぐらいで効果があるのか?
欧米では0、2パーセント、もしくは0、12パーセントが主流です
濃度が高ければ高いほど抑制効果が高いとされています
作用機序
グルコン酸クロルヘキシジンは陽イオン化合物です
陰イオンを示す細菌表層に吸着して細胞膜に障害を与えます
歯の表面、粘膜、舌、ペリクル、唾液にも吸着し殺菌します
使い方は30秒うがいしてください
コンクールの成分には他にグリチルリン酸モノアンモニュウムというものが含まれています
この効果は消炎作用を行います
ですから殺菌を行いながら消炎を行います
洗口剤は医院で行うプロフェッショナルケアの良好な状態をなるべく長く維持させるための予防ツールです
ですから1日したから良いというわけでなく継続して使用してこそ効果が出てきます
そして定期的なプロフェッショナルケアー定期管理、予防歯科、の処置と相まって効果が出ます
このコンクールfは軽度歯周病、もしくは歯肉炎程度の方に当医院ではオススメしています
中等度、重度歯周病の方にはパーフェクトペリオラプチャーが適切であると考えます