口臭はいつから治療したらいいの?
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
最近、滋賀県、枚方などの方面から口臭でお悩みの方が来院されることが増えています
中学生の方、高校生の方が親御さんとともに….
なぜ?
口臭の原因がわからず、どうしていいかわからない
飴を口に含んで口臭を隠しながら登校している、
友達と話すときガム、飴をずっと口に入れている
ジュースを回し飲みをした時から口臭が気になった
特に思春期の子供さんをお持ちの親御さんとっても気になることでしょう
そして
実は子供さんの悩みに気づくのが遅くなった
そう思われることも多いようです
しかし口に出して話す…これは実は悩みをだれかに話すこと自体が解決の第一歩を踏み出しているのかもしれません
実は誰にも話せない、この時ほど辛いことはないのです
当医院は実は最近かなりこの悩みの患者さんが来院され改善しメンテナンスのステージまでいかれて居ます
そして登校できなかった中学生の子供さんが高校生を受験し実際に高校に進学されています
〇〇ちゃん学校で今何してるの?って聞くと
今、〇〇の歴史を調べる宿題が出てるから今スマホで調べてるねん
今、学園祭の準備してて?
来週テストがあるから勉強してるの?なんて笑顔で話してくれることがほとんどです
診察の待ち時間の改善は当医院の課題ではあるのですがなかなか難しいのが現状で
どうしても痛みのある急患の方を断ることは僕にはできないので待ち時間が出てしまいます
そんな時でも学生さんは教科書を持ってきて勉強されたり、スマホで課題を調べたり、音楽を聞いて待っててくれます
本当にありがたいことです
話がずれたのですが
治療はもちろんしますがこの背景に心のケアもしていかないといけないのは事実です
そしてご家族の中でも応援団がいます
どうぞ一人で悩まないで当医院のカウンセラー、とお悩みを相談してみてはどうか?と思います
何が原因か息をもらうだけではっきり分かりますし
お口の中の原因なら改善策は打てるはずです
まずは誰かと相談するー僕でも良いし、当医院のカウンセラーでもいい、うちのスタッフの歯科の学生でもいい、
少しの勇気を持って相談してみれば….
もしかしたら
少しずつ心が楽になるかもしれませんよ
まずはそこからです
そこから始まるんです
さあ始めませんか?
もう一人じゃないはず
これは僕の話ですが
僕も20年前ーもう臨床歴20年ぐらいになるんだなあ
卒業したての僕が仁科歯科医院にいたんです
何もできない僕、
患者さんの切開をしてあの患者さん痛み引くかなあ?すごく心配だった僕、そして自身がない僕、ただ、歯科医師免許を持った何にもない僕がそこにいたんです
ガンと闘病中で病院から帰ってきたばかりの自宅にいる父に思い切って言った、ー実は泣きながら
僕、大丈夫なんやろか?これからやっていけるんやろうか?
その時父が言ってくれた
お前と俺が力を合わせば大丈夫や!
なんやそんなことで悩んでたんか?
闘病中の父に心配をかけるわけにいかなかったのですがそれ以上に悩んでいたことも事実です
そしてその言葉で、心が安らいだものです
だから今の歯科医師の僕がいるわけです
今もその言葉を思い出すと亡き父を思い出し心が熱くなります
そして、そんな父はまだ今も昔からの患者さんの中で生きています
もしかしたら、人は忘れられた時が本当の死なのかもしれませんね
そしてさらにその時不甲斐ない僕を支えてくれたのはその時通院していただいた患者さんだったのです
なので今度は僕が支えにならないといけないのです
話が横にずれましたが
口臭で悩んで小さな心を痛まれている中学生、高校生の子も
そう
僕と、患者さんのあなたが力を合わせれば、大丈夫、
きっと良くなるはずです
そして何より、今、僕には頼りになるカウンセラーも、スタッフもいます、そして
あなたの親御さんも、あなたの応援団なのだから
必ず何か解決策はあるはず….
みんなが笑顔で話せるように…診察室が笑顔であふれますように…
冗談をできるだけ僕が診察室で言っているのはふざけているわけではなく、歯科が怖くないように、そして診察室が笑顔で溢れるようになんです
昔、父がいた診察室のようにはいかないかもしれないけれど…
12月29日、am3時45分その時も雪の降るとてもとても寒い夜
父は僕たちを残して逝ってしまったのですが….
今も診察室に居て冗談を言って患者さんを笑わせてくれてるかのように