日本と海外の歯周病の罹患の違い
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は日本と海外の歯周病の罹患率の違いについてみていきたいと思います
文字ではわかりにくいのでグラフを持ってきました
青色のグラフが日本人ageは年齢です
灰色はアメリカ
グラフの伸びが高い方が罹患率が高いということを意味します
さて残念ながら日本人の方が歯周病にかかっている方が多いことを意味します
びっくりしますよね
ざっくり見ると2倍日本人の方が歯周病の罹患率が高いんですねえ
年齢が高くなると歯周病が進行しているのが高くなるのはわかりますが…
これは水面下で進行しているのでやはりどうしてもコントロールできていない人が多いのだと思います
じゃあなんでこんな2倍も多いのか?
考察してみた
様々なデーターを実はブログを書きながらみている状態です
歯周病を起こす因子としては様々
罹患しているばい菌
喫煙
全身疾患
などなど
喫煙が歯周病に与える影響は非喫煙者の3倍高いと言われています
また心因的影響ーうつ病の方はうつ病ではないかたの2倍歯周病になりやすいというデーターがあるようです
ばい菌ージンジバーリストいう歯周病菌に罹患している人は罹患していない人の12倍歯周病が進行しているというデーターがあります
これは侵襲性歯周病という歯周病の中でも進行が早い、そして歯茎が腫れたりするタイプのものです
歯周病にも分類があるの?って思われる方たくさんいらっしゃいます
そうなんです
たくさんのタイプがあるんです
徐々に進むのは成人性歯周病と呼ばれています
これは症状がなくゆっくり進みます
しかし侵襲性歯周炎、若年性歯周炎というのは進行がかなり早いです
侵襲性歯周炎はジンジバーリスというばい菌がたくさんいるはずです
ただ歯石を取っても殺菌しているわけではないのでお口の中全体のばい菌の数は劇的に少なくなるわけではないのです
歯石の下が彼らの隠れ家になるので歯石を取るのは必須です
が
一緒に殺菌もしないといけません
これらを通じて何がわかるのか?
考察ですよあくまでも
アメリカ人は定期管理によくいきます
これはアメリカには保険制度がないため虫歯になるとかなりの金銭がかかります
なのでならないようjに必至です
日本はと言いますと国民皆保険制度がありますのでま!いいかとなるわけです
つまり定期検診へ行かれない事も現状です