歯の豆知識ーエナメル上皮腫
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
歯の豆知識ーなぜ始めたかというと歯科の調べ物をされている方に情報を発信したいからなのです
歯科ー歯が痛い、歯周病、これらを治すところ病気はこれぐらいしかない!そう思っておられるかもしれませんが違うんです
様々な病気があるんです
口の中に発生する悪性腫瘍、良性腫瘍もあります、歯の形態異常、歯の本数の異常、などなどまだまだお知らせしていないことがたくさんあるんです
今日はエナメル上皮腫についてお話しなければなりません
なぜならばエナメル上皮腫は口の中にできる腫瘍の中でも最も多いものです
基本この腫瘍は良性のことが多いのですが稀に悪性のものもあるのです
ここで鑑別の仕方ですが
良性のものー進行は遅く、周りとの境界は明瞭で周りの組織は動きます、表面は平滑です
悪性のものー周りの組織との境界は不明瞭で周囲組織との癒着、硬結があります
表面はデコボコで大きくなると潰瘍ができることがあるのです
なぜエナメル上皮腫と呼ばれているのかと言いますと
腫瘍の細胞がエナメル器と似ているためなのです
良性のものは進行が遅く転移はないと言われています
悪性のものは進行は速いのですそして転移もします
このように口の中にも腫瘍は出来ます
この豆知識ではまだみなさんがご存知ない腫瘍、などの情報を配信し少しでもお役に立てればと思います
怖い情報も入っているかもしれませんが頑張って書いていくつもりです