歯ブラシとくさび状欠損
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日はとても寒く日中雪が降ってましたね
春が恋しい仁科です
今日はあまり触れていなかったかもしれない歯ブラシ磨耗について書いていきます
気づけば歯と歯茎の境目が段差になっている
舌で触ると穴ができたような気がする
ものが詰まるので歯ブラシで触るとビーンという虫歯のような痛みが走る
鏡で見ても奥歯の場合見えない
前歯だったらあれ?黒くなっていないのに虫歯?かな?って思われるかもしれないのですが
これはくさび状欠損とも言われ
歯ブラシを強い力で使い続けた結果、過量の歯磨き粉の使用によって歯茎の境目の部分が削れてしまった状態を言います
これに伴う症状としては
歯がしみるという症状ー知覚過敏が起こっていることが多いです
治療法としてはコンポジットレジンという樹脂を詰める方法が主たるものです
もちろん虫歯になっていなければ削る必要はないのですが
接着処理を行う必要があります
しみる場合しみどめをしばらく使うことがあります
一回塗ったら治るのか?治らないです
何度か塗りながらしみるのが止まったら樹脂を詰めるということもあります
1、しみどめを塗る
2、レーザーを照射する
があります
もちろんしみるのがひどい場合神経の処置を行うこともあるのですが