歯周病の進行スピードは個人個人違う!
こんばんは
桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は歯周病の進行のスピードの違いについてお話します
えーっと一概に歯周病といってもAさんとBさんでは進行のスピードが違うのはなぜだと思いますか?
答え
細菌の種類が違うからです
中にはものすごく速く進行するタイプの者がいます
どうせゆっくり進むんでしょ年齢が上の方が起こる病気でしょと思っていませんか?
違います
歯周病は年齢に関係ありません
感染した細菌によって速い遅いが決まるのです
今日は免疫を逃れる歯周病原因菌についてお話しします
トレポネーマーデンティコラ
という螺旋型の歯周病原因菌です
この歯周病原因菌は自分が見方ですよというような合図を出し免疫反応から逃れています
例えば何かの感染症になったとします一度かかったらなりにくかったりすぐに治ったりしますね
なぜか免疫細胞のおかげです
一度かかると敵の状態を人間の免疫は覚えていてすぐに倒すのに一番効率的な方法で攻撃します
ですがこのトレポネーマーデンティコラは敵と見なされないので巧みに免疫反応から逃れているのです
そう何かで倒さない限りずっといます
抗生物質があるじゃあないのって思うかもしれません
しかし抗生剤でも100%死にません
すっと飲み続けるのか?
耐性菌の関係で無理です
他の物にまで耐性菌ができます
なので当医院では機能水ーオゾン水であったりパーフェクトペリオであったり使うのです
ただ細菌はゼロにはならないのでケアし続けます
症状に応じて濃度をかえたり定期管理の期間を考えたり
皆それぞれ症状進行スピードが違うんです
※一種類の歯周病の感染でいる方は少ないですたいていの方は混合感染されておりますのでまたこれが症状、進行スピードを変えるので難しい原因です
では今日はこの辺りにしておきます
おやすみなさい