歯周病原因菌の混合感染1
こんばんは
京都伏見桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は次の画像について説明します
皆さん見た事がない方も多いと思うのですがこれが位相差顕微鏡の画像です
黒っぽく写っているまた少し薄い丸の形をしたものが赤血球です
赤血球の役割は血液を全身に送る事つまり酸素を全身に運ぶ役割です
真ん中の赤血球より大きな丸い形でさらに真ん中に丸があるようなものが白血球の好中球です
白血球の役割は外敵から自身を守る事
状態は歯周ポケットから出血があり炎症がある状態です
下の螺旋状のものがスピロヘーターで多く見られるつぶつぶの黒い物がインターメディアです
前のブログでもお話しましたがスピロヘーターは白血球に対して自分は見方であるよ見たいな因子を出しますので攻撃されにくい細菌です
またインターメディアは女性ホルモンを栄養源にする歯周病原因菌です
この細菌から言える事は緩慢な骨吸収が起こるという事です
症状もゆっくりそして重度の状態になってからいろんな症状が出ます
歯肉の急性炎症ーつまり腫れるという事です
歯が揺れるーこの時点で中等度以上であると思ってください
ゆっくり進むため中等度重度で患者さん自身が気づく事が多いのです
プラークの1mgの中には一億もの細菌がいると言われています
歯ブラシで殺菌ができないですが?き出してプラークを少なくする事で多少改善は期待できると思われます
当医院ではラプチャーという次亜塩素酸電解水で殺菌をしますがまた自宅でのケアにも使って頂いている方が多いです
僕もこの殺菌水は非常に有効であると思っています
ここに動画が掲載できたらもっと面白いというかどんな動きをするのかがわかってもらえるのですが何かまた動画を掲載する方法考えます