歯石の種類
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医医院の仁科真吾です
皆さんが疑問に思うことと僕が歯科医師で当たり前と思っている事のギャップを埋めようと思っています
何か歯科の情報でお役に立つ情報ないかなあと今日は考えています
そして歯石は全部同じなのか?歯茎の上に見えている硬いものが歯石なんでしょと思われている方非常に多いのではないかなと思っています
そこで歯石の種類について書いていきます
歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石
この違いについて書いていきます
いつもブログでお話していますが歯石を除去したから歯周病が治るのではないですが必須です
歯周病原因菌は空気の嫌いな細菌なのです
だから歯石除去から始まるのです
歯肉縁上歯石ー歯茎の上にある歯石で白色、灰白色をしています
成分ー唾液由来の無機成分と細菌細胞、マトリックスから成り立ちます
歯肉縁下歯石
暗緑色、暗褐色をしています
成分ー血清、歯肉溝滲出液からなるため上記の色をしています
また歯肉縁下歯石が歯の歯肉と歯のセメント質の生理的な付着を壊していくと考えられています
違い
1、歯肉縁上歯石は見ることができるが歯肉縁下歯石は基本見えない
このため検査する機械やスケーラーで触るながら除去することが多い
レントゲン写真でも映リます、
基本縁上にあるものは除去しやすいつまり柔らかいが縁下のものは硬いので除去しにくい
と考えてよいでしょう
だから歯茎の上のものをとったら歯石はないのだ!と考えないでください
ここからが第一歩なのですからこの後歯茎の上は機械的紙面清掃し歯茎の下のメンテはエアフローマスターピエゾンでおなじみのパウダーメンテナンスを行うんですよ