歯科における3つの疑問について
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
このブログを読んでいる方の中にこんなことを思われた方いませんか?
1、以前虫歯を治したのにまた虫歯になった
2、以前歯石を取ったのにまた歯石がついてきた
3、以前フッ素を塗ったのに虫歯になった
など
そしてなんでまた虫歯になるんや?
なんで歯周病になるんや?
なんで一回フッ素を塗ったのにまた塗らなあかんのや?
と怒りを覚えた方いませんか?
歯科医が悪いのか?あなた自身が悪いのか?
どちらも悪くないのです
それぞれお話ししていきます
1、虫歯の再発ー以前虫歯になった部位ーこれには根本的に磨けていないのか?エナメル質が弱いのか?定期検診に行っていないのか?
2、歯石が再びついた、歯周病が再発したー歯石が再びつくということは磨けていないのか?
歯周病が再発したー歯周病は完治がありませんー歯周病の症状を改善し主に検査などの時に出血がないようにすることが歯周病の進行が収まっていることを意味します
ですから歯石を取ったから歯周病が治ったという訳ではないのです
3、フッ素を医院で一回したから虫歯にならない訳ではありませんーその方の虫歯リスク、口腔内の状態に応じて磨き方の指導、定期的にフッ素塗布を行うことを継続しなければなりません
これらのどれかに当たる訳ですが知らない方がすごく多いのです
理由ーセルフケア、プロケア両輪が必要なことを
日本では今まで予防に力を入れてこなかった、痛いところ、穴の開いたところを詰める、など
根本原因を探らないと疾患になるスパイラルからは逃れられません
また治療に期間がかかる方という方はもしかしたら口腔内の状態、セルフケアに何か問題があるのではないでしょうか?
セルフケアー医院ケアよりも重要です自宅で過ごす時間が長いのですからぜひ改善をしてみては如何でしょう
そして信頼の置けるホームドクターとともに