硬いものが噛めないという症状
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
硬いものが噛めない
このような症状がある方多いのではないでしょうか
歯はみなさん何に埋まってるとお考えですか?
歯茎!
とお答えされる方非常に多いんですね
しかし歯が植わっているのは歯槽骨という骨なんですよね
例えば地面に杭が埋まっているのをイメージしてください
1-杭の周りほとんど上までコンクリートがある場合
2-杭の根っこの方にしかコンクリートがない場合
きちゃない絵で申し訳ないのですが
1が左です
2が右です
右のほうが上から力が働いた場合曲がりますよね?
つまり歯も同じなんです
歯を取り巻く骨が多い方が強い力を支えることができるということです
ではなぜ歯を取り巻く骨は少なくなるのでしょう?
これは歯の周りの骨を溶かす病気これは歯周病です
歯周病の進行度ー初期、中期、重度に分けられます
また仁科画伯のきちゃない絵です
これはiPadでユーパッドというアプリで書いたのですがどうも思ったように絵が描けませんしかし心が伝わるのではないかと思い書いています
歯の長さに対して1/2までが初期、1/2の歯槽骨があれば中等度
それ以上骨が吸収していれば重度です
で硬いものが噛めないという症状は中等度ぐらいから出始めます
そして重度に進行すると歯が揺れていますので噛み切れない、歯が揺れるのでどうしようとみなさん悩み始めます
ここまでくれば抜歯、もしくは延命処置になるんですよね