緊急報告!歯茎を抑えると酸っぱいものが出てくるんですという方へ
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
ものすごくお久しぶりのブログです
梅雨、なんか湿度が高くて体がベチャつくこの頃
体調が悪くなる方も多いとおもいます
歯茎を抑えるとなんか酸っぱいものが出てくるんですよ
そうお話されている方がこの前おられたんですよ
パッと口の中を拝見すると
やはり!
そう思ったのです
歯と歯茎の境目に白いものが
なんだとおもいますか?
膿です
そう歯周ポケットから膿が出ているんです
歯周病です
このかた最近歯磨きをよくされるそうなんですがずっと酸っぱいものが出てくるんだそうです
しかし歯磨きは基本なのですが
そもそもかなり歯周病が進行すると歯と歯茎の境はものすごく深くなってます
このそこまで毛が届くのか?というと届きません
つまり磨けないということです
じゃあどれぐらいなら歯茎の中を磨けるの?
まあ1ミリも歯ブラシの毛が入れば良いのではないかなあ
そしてこの白い膿はばい菌と免疫が戦った後の死骸です
つまりそれほどばい菌が居るということなんです
ばい菌を殺菌する
と考えると
抗生物質?
しかしずっと飲み続けると耐性菌ができてしまいます
急性炎症の時は抗生物質を飲まねばならないですがこれもイメージ的にはパッと飲んで腫れが引いたらパッとやめるというイメージです
じゃあどうするの?
医院で超音波っという器具を使ったりハンドスケーラーというものを使ったり、レーザーでポケット内部を殺菌したり
それとともに自宅では正しいブラッシング、殺菌性のマウスウォッシュなどを使用したり、水流で歯茎を流したりーウォーターピックというものです