親知らずと下歯槽神経
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
親知らず皆さんはどこの歯かご存知ですか?
この親知らずは12歳臼歯ーつまり12歳ぐらいで生える臼歯の一本奥にある歯なのです
皆さんは親知らずとお聞きにあるとああ抜かなあかんのか?
と思われるようですが
必ずそうとも限りません
もっと詳しくお話ししましょう18歳から25歳ぐらいで生えてくる歯
昔はこの辺りで親がいなくなったのでこれから親知らない歯と呼ばれるのが語源とされる説
この前の乳歯がないため親知らずと呼ばれている説
があります
この親知らずは現代人はもともとない場合があります
だからみんなが親知らずが生えているとは限らないんです
親知らずは一番奥に生えるために生えるスペースがないため斜めに生えてくる場合、生えない場合ー骨の中に埋まっている場合、があります
一番奥なのでブラッシングがしにくく歯茎が腫れたり、虫歯になることが多いのです
医院ケアでここまで磨く方法、歯茎が腫れたり、虫歯にならないようにブラッシング方法をマスターする必要があるのです
そして定期管理でバイオフィルムを除去してもらう
この親知らずは斜め向いて生えている場合や、骨に埋まっている場合深い位置にあるので根の先が下歯槽神経というオトガイまで繋がる大きな神経と近接している場合があります
この神経を根っこが抱いている場合抜歯しないほうが良いのです
またケアさえ出来れば抜く必要はないなあと僕は思っています
歯がなくて困っておられる方たくさんいらっしゃられるので