顎関節症のセルフチェック
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は顎関節症について書きます
ガクカンセツショウ?
顎関節症とはお口が開けにくくなる、開かなくなる病気です
まず顎関節はどこにあるのか?
耳の前あたりにあり口を閉じる筋肉はこめかみや頬の部分にあります
顎に痛みがあったり口が開けにくくなったり頭痛、肩こり、耳鳴りなどの症状が伴います
ではセルフチェックの項目を書きます
□口が開かないことがある
□口を開けたり閉じるときに痛みがある
□噛むと顎が痛い
□口を開けたり閉じたりした時左右どちらかにぶれる
□口を開ける時、閉じる時コキコキ音がする
□お口を開ける時右と左で開けやすさが違う
□舌を突き出した時真っ直ぐ出てこない
□目のライン、口角のラインが平行になっていない
□朝起きた時口が開けにくい
□こめかみが痛い
□頬ぼねの下を押すと痛む
□耳に指を入れて口を開けたり閉じると痛む
□歯軋りをしている
この中でチェックをしてみて一つでもあれば歯科医院を受診してください
顎関節症は完治する病気ではありませんが
痛みを軽減したり、お口が少しでも開くようにしてあげることが必要です
日常での緊急処置は痛みのある時
1、肘をつかない
2、ガムなどのかみごたえのあるものは控える
3、痛い方の顎を温めるーこの場合タオルを温めて人肌ぐらいにして温めてください
4、少し口を開けておく
5、日中歯を噛み締める癖がある方は努めて開けるようにする
もちろんロキソニンなどの鎮痛剤を飲まれても良いです
歯科医院では顎関節症の場合レーザーを当てたり、マウスピースを作ったりします
またお口が開けにくいためブラッシングが不良になり歯茎が腫れたり、虫歯になったりすることがあるため
お口が開けれないさらに歯茎が腫れる、歯髄炎になるなどが起こると二重苦、三重苦になっては大変ですので
プロによる口腔ケアつまりスケーリングなどを行い口腔内のクリーニングを行います
追加説明として
レーザーは痛みを取ったり、炎症をひかしたりしなが顎関節症の鎮静化を図ります
マウスピースは顎関節部のリラクゼーション効果や噛み合わせが原因の場合に使用します