27年1月23日の歯周病の一例です
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日はこれで最後のブログ更新です
かなり今日は疲れておりますが張り切って参りましょう
でもブログを書くこと僕は好きですよ!
何か毎日の臨床の復習というかなんといいますか?
術前です
丸い黒いものは赤血球です
これは全身に酸素を送るもので全身に回ります
この周りに様々なものが見えます
右下に少しトゲトゲの丸いものがあります
これはBリンパ球、真ん中に丸い透明なものの中に点々があるものこれが顆粒球
両方とも白血級です
これは外敵から人体を守るための防御するための細胞です
ミクロの世界です
これとは別に小さな点や棒状の物が見えるのですがこれらが歯周病原因菌です
肉眼所見、臨床症状は検査で歯周ポケットから容易に出血します
レントゲン画像では歯の長さの1/2ぐらい骨の吸収が進んでいました
いわゆる中等度歯周病です
処置はパーフェクトペリオを超音波スケーラーと呼ばれる歯石除去可能な機械にのせ殺菌、歯石除去を行っていきました
一部のさわりのみ行っただけです
が位相差顕微鏡検査を行ったところこのように改善が見られております
赤血球の周囲が綺麗になっていることがわかりますでしょうか?
ゼロにはならないのですが
だからこそ自宅でのケアが非常に重要です
6時間単位で歯周病原因菌は増殖するので
そして全体にもこれから治療していかなければなりません