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口の中が乾くー

2019.08.27 #口臭・歯周病治療

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

暑い夏もお盆を過ぎたらなんだか涼しくなってきました

今日はお口が乾くと言うお悩みの方へブログを書きます

お困りのこととしては

口が乾いて話にくい

食事が飲み込みにくい

口臭がきになる

虫歯が増えた

入れ歯が擦れて痛い

など様々な悩み事が起こります

まずは口の中が乾くと言う症状、原因を知って対策を行っていくことが大切です。

1、口が乾く

私たちは毎日、お口を使って食事して生活しています。
お口は空気や食べ物の入り口で、

常に外界の細菌やウイルスにさらされています。

唾液は細菌から体を守ったり、

「食べる」「話す」機能をサポートしてくれたりしています。

しかし、何らかの原因で唾液の分泌量が低下することで、口が乾くと言う

ドライマウス(口腔乾燥症)と呼ばれるお口の中の乾燥症状が起こることがあります。

ドライマウスの患者は日本国内で約800万人、

潜在的に約3,000万人いると推定されており、

4人に1人が潜在的な患者となります

2、唾液の役割を知る

からだを守る

抗菌作用
体の外から入ってきた細菌やお口の中にいる細菌の増殖を防ぎます。

中和作用
お口の中の細菌が作る酸や逆流した胃酸を中和します。
お口の中は酸には弱いため、できるだけ中性に保つ必要があります。

修復作用
お口の中の傷は、他の部位より早く治ると思いませんか?

昔は傷口のつばをぬっとけ!そんなことをよく聞きました

これはあながち嘘ではなく
唾液には傷を治す因子が含まれており、

すぐに修復するからであると言われています。

3、食事を支える

消化作用
唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)は、デンプンを分解して麦芽糖に変え、体内に吸収しやすくします。

食塊形成作用
水だけでは食べ物はうまくまとまりません。
唾液はムチンというネバネバとした成分を含んでおり、食べ物をまとめて、飲み込みやすくします。

粘膜保護作用
ムチンはお口の中、喉、食道等を保護し、硬い食べ物で粘膜が傷つかないようにしています。

唾液は、このような様々な作用を持ち、私たちのお口と体を守ってくれています。

4、ドライマウス【口の中が乾く口腔乾燥症】の原因を知る!

以下のような原因により唾液の分泌量が低下するとドライマウスになり、

唾液が本来の役割を果たせなくなります。

1. 薬の副作用
2. ストレス
3. 加齢
4. 筋力低下
5. 生活習慣、口呼吸
6. 糖尿病、膠原病 等

5、ドライマウス【口腔乾燥症】の症状

・口が乾く
・口が乾いて話しにくい
・口の中がネバつく
・ぱさぱさした食感のものが食べにくい
・夜間、水を飲むために起きる
・口臭が気になる
・舌や口の粘膜が痛い 等

他に「唾液の分泌量が低下する」ことで、

次のような症状に繋がることもあります。

・虫歯や歯周病になりやすくなる
・風邪をひきやすくなる
・嚥下しにくくなる(飲み込みにくくなる)
・味覚がおかしくなる

5、ドライマウスの対策を知る!

このように、口が乾くようになると色々な症状が出てきます。
そこで、対症療法として、以下をおすすめします。

※あくまで「対症療法」ですので、根本的な治療にはお近くの医療機関を受診しましょう。

1. 保湿剤の使用

市販されている様々な保湿剤を使用します。主に、スプレータイプ、ジェルタイプ、リキッドタイプの3種類です。

【スプレータイプ保湿剤 一般的な使用方法】
1. お口の中に適量(2~3回)スプレーしてください。
※少しとろみがあるタイプのものは、よく振ってからご使用ください。
2. まんべんなくいきわたらせてください。
3. 1日数回、お口の乾きが気になる時にご使用ください。
※お口の中で余ったものは拭き取るか、軽く吐き出してください。

 

2. 唾液腺・口腔粘膜マッサージ

ご自身で手軽にできる、唾液分泌を促すためにマッサージをします

1、上の奥歯辺りから顎にかけて後ろから前に向かって円を描くようにマッサージします。

2、お口の中に保湿剤を使った後舌を左右に動かしたり、舌を回したりして刺激をします。

ドライマウスでお悩みの方へ

ドライマウスが改善すると・・・

お口本来の働きがスムーズになり、

健康で楽しい毎日が送れるようになります。

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