こんにちは京都市伏見区京阪桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です。

今日は歯が痛い時原因、症状、などをまとめてみました。

「歯が痛い」症状と歯科に行くまでの応急処置法、歯科での治療法の参考です。

痛みの原因により治療方法が変わります。

お痛みがある場合は早く歯科に行くことが前提ですが、

行くまで自分でできること、

歯科での治療方法、治療方針を知っておくといいかも知れません。

• 　①「虫歯（神経まで炎症が起こった場合）」
  • 症状
  • 治療法
  • 歯医者に行くまでの応急処置。
• 　②歯の根の先にある「膿の袋」
  • 症状
  • 治療法
  • 歯医者に行くまでの応急処置

• 　③歯周病の急性炎症ー歯茎が腫れた、歯茎が浮いて来たなど
  • 症状
  • 治療法
  • 歯医者に行くまでの応急処置
• その他のの痛み
  • ・あごが痛い、開かなくなる
  • ・冷たいもの、ブラッシング時に歯が凍みる
  • ・舌が痛い
  • ・ピリピリする激痛
  • ・歯ぐき、粘膜が痛い
  • ・一番奥の歯が痛い
  • ・咬んだ時の激痛
  • ・歯に原因がない激痛
  • ・やけど
  • ・がん

①虫歯（神経まで炎症が起こった場合）

虫歯が神経に達すると激痛、歯がズキズキして夜眠れない。

体を温めるとさらに痛くなった。

症状

「寝転ぶと歯が痛くなる」「お風呂に入ったら歯が痛くなった」「どこが痛いかわからない」「頭痛」などの特徴があります。

虫歯を放置した場合、炎症がが進行し、

神経に達すると「何もしなくても痛い」状態になります。

治療法

治療方法は「歯の中の神経の治療」を行います。

麻酔を行い、神経の治療を行う。と治療後、痛みは大幅に減ります。

歯医者に行くまでの応急処置。

「痛み止めの服用」で緊急対応します。

患部を冷やすーこれは炎症を和らげるために行います。

神経の中の血管がパンパンに腫れていますので冷やすことににより腫れを落ち着かせる効果があります。

②歯の根の先にある「膿」

根の先に膿の袋ができていて、体力の低下により急性化した場合。

症状

「咬むと痛い」「噛めない」「ズキズキした痛み」が特徴です。

腫れを伴う場合も多く、

重度の場合は「発熱」もあることがあります。

歯の根元の相当部分の歯ぐきを触ると痛いことがあります。

「神経の治療した歯」のことが多いですが、歯周病が進行している場合にも起こります。

象牙質の管から細菌感染し神経が化膿してしまった場合に起こります。

痛い歯の場所は 大体はっきりしていて、体調不良（寝不足、風邪、等）時に症状が表れやすくなります。

治療法

「歯の根の治療」になります。

抗生剤（化膿止め）などの飲み薬も使用する場合があり、痛みが引くまでしばらくかかることがあります。

歯医者に行くまでの応急処置

「痛み止め」で緊急対応します。

冷やすと落ち着くことがあります。血行が良くなると痛みが増しますので、体を温める行為つまり運動、飲酒、お風呂、は避けてください。

③「歯周病の急性化」

歯を支える歯ぐきが痛み晴れる。

症状

「ズキズキ」「腫れている」「血や膿がでる」などが特徴になります。

歯が「グラグラ」している場合も多いです。

治療法

治療方法は「歯周病の治療」になります。

急性期は切開を行い投薬を行います。

抗生剤、鎮痛剤を処方します。

歯医者に行くまでの応急処置。

「痛み止め」で 緊急対応します。

歯周病の急性発作は血行が良くなると痛みが増しますので、体を温める行為、つまり運動、飲酒、お風呂（サウナ）、は  避けてください

風邪、寝不足、疲労時に痛みがでやすい傾向があります。

なぜなら細菌との戦いに抵抗力、免疫が負けてしまうためです。

その他の歯科領域の痛み

歯の痛みの原因の種類は多い

・あごが痛い、開かなくなる、音がなる、あくびをすると顎が痛い。

→　顎関節症

・冷たいものを飲んだ時、ブラッシング時に歯が凍みる

→　象牙質知覚過敏症

・舌が痛い

→　舌痛症、口腔内乾燥症、舌癌

・ピリピリする激痛

→　三叉神経痛、帯状疱疹

・歯ぐき、粘膜が痛い

→　口内炎、アフタ

・歯に原因がない激痛

→　群発頭痛、心臓性歯痛、上顎洞炎性（蓄膿症）歯痛、うつ病

・やけど

→　鍋物、フライ、てんぷら、等

・がん

→　舌、など

などをはじめ他にも多数あります。