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歯ブラシを当てて出血するのは偶然?必然?

2021.05.16 #口臭・歯周病治療

歯磨きで血がつく口臭が気になるそんなことが気になり出した

京都市伏見区歯周病治療なら

京都市伏見区桃山南口駅近くの歯医者 仁科歯科医院の仁科真吾です

異常?正常?歯ぐきから出血する

ハブラシを軽くあてるだけで歯ぐきから毎回出血すると言うことは

歯茎に炎症を起こして腫れている状態なのです。

歯ブラシで強く擦った程度で健康な歯ぐきの人の場合

出血するようなことはありません。

歯茎が炎症を起こして腫れる原因はたくさんありますが

歯周病が最も多いです。

歯周病と言う病気はお口の中の歯周病菌が原因で起こる感染症です

30代以上の3人に2人が罹患していると言われています。

歯茎が腫れているとき慢性の炎症があるとき、

炎症部分には血液が溜まっています。

なので歯ブラシが当たった程度の刺激でも出血するのです。

出血が見られるのは、そこに炎症の原因の歯周病菌がたくさんいるサインです。

体が細菌と戦うために白血球を呼ぶため毛細血管が増やされて、

赤く腫れているのです。

出血が恐ろしいので触らないという人がいますが、それは間違いなのです。

磨いて歯垢と呼ばれる歯周病菌を除去することで炎症の原因を減らすことさらには歯ぐきの新陳代謝や血行が促進されます。

その結果歯ぐきが引き締まるので、腫れや炎症を抑えることができます。

丁寧なブラッシングを行い、できるだけ歯垢と呼ばれる汚れと歯周病菌の固まりを取り除いてあげることが必要なので、歯ぐきからの出血があっても磨かなければなりません。

炎症が強い場合にはやわらかめの歯ブラシを選んでやさしく刺激するのが良いです。

歯ぐきから出血する原因で最も多いのは歯周病原因菌

歯茎からの出血、口臭、起床時のねばつきなどが気になるようになったら異常なサインです。

歯周病が進行しているサインかもしれません。

知らず知らずのうちに進行しているのが歯周病の恐ろしい所ですが、そのまま進行すると炎症が骨まで進み、歯が揺れたり、歯茎がブヨブヨする、歯茎が下がって歯が伸びたように見える、歯が染みるなどといった症状がでます。

そして最終的には歯が抜けてしまうのです。

歯周病の原因は口の中にある歯垢が原因と言われています。

歯と歯ぐきのすき間に歯垢が溜まると、

最短で2週間で歯石になり、歯周病菌が増殖します。

すると歯を支える骨を溶かす毒素が放出され、

ますます歯ぐきにダメージがかかるので

炎症が起きやすくなり腫れてしまうのです。

まずは毎日のブラッシングで取り除いてあげるプラークコントロールが必須です。

毎日のお口の清掃を心がけることが、

歯周病の進行を防ぐことにつながります。

歯ぐきが腫れている場合のブラッシング方法

歯ぐきが腫れている場合ハブラシはやわらかめのタイプを使いましょう。

毛先がやわらかく届きにくい奥歯などもブラッシングしやすいのがメリットです。

毛先で歯や歯肉の隙間にブラシを当てて震わせることでマッサージ効果も期待できます。

1ヶ所につき20回程度を目安に小刻みに往復させて磨きます。

歯の裏など毛先があたりにくい箇所には、45度にあてると毛束が直角にあたるので、磨き残しが少なくなります。

デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのもいいでしょう。

歯間や歯と歯ぐきの境目などは狭くて歯ブラシが届きにくいので、

フロスやブラシでかき出してあげるとより効果が上がります。

その後除菌系のマウスウォッシュを行います。

歯ぐきの出血は、カラダの異変を知らせるサイン

正しいブラッシングを毎日行い、お口を清潔な状態に保つことが歯周病の悪化をくい止めることにつながります。

歯ぐきの出血が一時的ではなく、常に同じ部分から出血する場合などは、歯ぐきの腫れが慢性的に起きています。

歯ぐきの腫れなどの症状は見た目や出血量だけで判断できるものではありません。

ホームケアだけでは歯周病の進行が早まる可能性もあるので、

歯ぐきからの出血が気になる方は、一度歯科医を受診して、歯周病の状況を把握し治療が必要なら受けてください。

健康な歯でいるために日々のセルフケア、歯科医院での定期管理を受けてください

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