歯茎が臭い
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は歯を吸うと臭いがしてくる場合予測されることを書いていきます
多くの人は歯や歯茎から酸っぱいものが出てくると食べたものなんだっけ?
虫歯かな?
と思われることが多いようです
歯や歯茎から酸っぱいものが出てくる
痛みはない
今は忙しいし歯医者は怖いしまあしっかり歯磨きしたら治るだろう
そう思われるようです
痛みがない=疾患がないというわけではないということです
歯から酸っぱいものが出てくる場合
虫歯が神経まで到達し神経が腐敗し死んでいる場合
酸っぱいものが出てくるー膿が出ているかもしれません
この場合この酸っぱい、もしくは臭い臭いが出ている間痛くないかもしれません
しかしこの中にはバイキンがたくさん含まれているのです
歯の根の先に膿の袋ができてしまうかもしれません
そして何よりずっと膿を飲み込んでいる場合体に良いはずがありません
さまざまな全身の疾患を引き起こしてしまうかもしれないのです
もしこの疾患が歯の神経が死んで腐敗している場合
根管治療という処置を行います
簡単にお話しすると
以前神経が合ったところを消毒し密封します
歯茎から酸っぱいものが出ている場合
歯槽膿漏つまり歯周病を疑う必要があります
歯茎から膿が出る
歯周ポケットの中で歯周病菌と免疫が戦ってその死骸などが膿となって出てきているのです
この膿が酸っぱい味がするのです
この場合治療は
段階を踏まねばなりません
そして根の治療よりもある意味難しいのです
歯石を取るー超音波スケーラーという機械を使ったり、ハンドスケーラーというものを使ったりして歯茎の上の汚れを取ります
ブラッシングの改善
患者様は電動歯ブラシを使えばすごくうまく取れると思われていることが多いようです
また歯茎の中に歯ブラシを入れるのはシステマタイプがよいと思われています
電動歯ブラシー回るタイプや振動するタイプがあります
ただ手動の歯ブラシでうまくいかないものが機械を頼りすぎてもうまくいきません
確かに平坦な面はきれいに磨けるかもしれないですが…
歯茎の中に入れる歯ブラシはシステマタイプと思われている場合
実は歯の面もこのシステマで磨かれるため歯ブラシの毛がカールしてしまいます
なぜならば毛の腰がないためすぐにカールします
カールした毛を歯周ポケットに入れるのは至難の業です
僕のおすすめは普通のストレートのタイプの歯ブラシでデントマキシマというものがおすすめです
自分で使って使いやすいなあ〜
それしか医院には置かないのです
まあ僕の意見ですが
あ!あと電動歯ブラシのヘッドは大きいので奥歯を磨くのには難しいんじゃないかな?なんて思ってますが
第三弾回目
歯茎の上の歯石や歯垢があまりない状態になったら歯茎の中の歯石を取ります
なぜならば
歯茎の下の歯石だけをとっても歯周病菌は少なくなりません
もちろん取る必要はありますが歯茎の上の歯周病菌の塊である歯垢や歯石がついている状態でいくら歯茎の中だけ触ってもどんどん歯茎の上の歯垢の中の歯周病菌が歯周ポケットの中へ援軍として来ます
文章で書くのはすごく難しいですね
話せたらすごくっ簡単に説明できるのですが…
そしてこのきれいな状況ができた時歯茎からの酸っぱい味はしなくなっていることでしょう
さらに定期的に歯周ポケットに問題がないか、プロケアを行なっていくことでお口の健康を守るというっことにつながるのです