顎関節症
2022.01.28 #歯の悩み
顎関節症
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
口を開けようとすると耳の辺りが痛む
口が開けられない
口の開け閉めで音がする
こんなことが気になる方おられませんか?
実はこれは顎関節症という病気です
顎関節症が起こりやすい年代と性別
年齢は10代後半から20歳代から30歳代で最も多いです。
顎関節症の診断
顎関節、筋肉の痛み
開口量
顎関節の音などの症状
レントゲン診断、MRI,CTなどの画像診断を行います
顎関節症の症状
顎関節の内部にある硝子用軟骨と呼ばれる口の開け閉めをスムーズにする物がずれてコキコキ音が鳴る
ずれることが大きくなり口を開けることができなくなる
関節の骨が変形している
顎関節症の原因
一つだけの原因で起こるのではなく複数の原因が重なって起こることが多いようです
噛み合わせの悪さ
外傷
ストレスー筋肉の緊張が持続するため
食いしばり
日常の習慣ー頬杖をつく、爪を噛む、歯軋り、腕枕
コンタクトスポーツをしている
楽器演奏
緊張が長続きする仕事ーパソコン、精密操作
顎関節症の治療
開口訓練
マウスピースー夜間の食いしばりの予防
鎮痛薬の投薬
マッサージ
温湿布
習慣の改善
顎関節症の症状が消えてから虫歯の治療、入れ歯を作る治療を行います。
なぜならば顎の位置が安定していない状況でこれらの治療をすると不安定な位置で噛み続けることになるので再び顎関節症が悪化してしまいます