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歯磨きの時間と歯周病予防の関係はあるのか?

2019.09.05 #口臭・歯周病治療

こんにちは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

歯周病って聞くとこんなイメージがあるかもしれません

歯周病って高齢の方がなる病気だから…

私はガムが好きだしキシリトール入りのものを選んでいる…

毎日10分磨いているから歯周病なんて関係ないね!

果たしてそうなのか?

全身麻酔を行う前に病院の先生からこんな指摘をされた方おられると思います

つまり

全身麻酔をする前に口の中を綺麗にしてくださいね

なぜこんなことを言うのか?

私はキシリトールガムを噛んでいる

10分磨いている

だから歯周病なんて関係ないね!

ではなぜ外科の医師や内科の医師からこんなことを言うのか?

全身麻酔を行うとき酸素を全身に送らなければなりません

このとき口に管を通しますよね

この口の中に細菌がいると全身へ回ります

特に歯周病菌

これ本当に厄介なのです

心臓疾患ー心筋梗塞や脳梗塞などの梗塞系の疾患と関係があります

血管の内部に住み着くとアテロームというものを作り血液が流れるのを妨げます

糖尿ーインシュリンが効きにくくなったりします

リュウマチ、などなど本当に様々な疾患と関わりがあります

なので医師の先生は実は知っているのです。

なので歯周病菌を除菌しコントロールしなければなりません

歯磨きー機械的に歯垢の除去はできますが除菌はできていません。

だからと言って無駄ではありませんが

キシリトールーこれは虫歯菌の栄養分となる糖ではないので間接的に虫歯の菌を減少させますが時間がかなりかかります。

しかも虫歯菌ーこれは糖を体内に何ヶ月も溜め込むことができます

全てのおやつ、食事が虫歯菌の栄養源である糖を含まないか?というとそれは無理なことでしょう

歯磨き10分ーこれでも歯磨きが当たっていなければ除去は不可能です

不可能な場所ー被せ物とセメントの隙間ー30ミクロン

歯周ポケットの一番下の部分

バイオフィルムと呼ばれるバイキンが出すバリアー

これらはご自身では除去は不可能です

さらに100パーセント歯磨きができているということも考えにくいです

以外にプラークチェッカーを使うと付着しているものです

不可能な場所はクリニックで除去しなければならないし

ブラッシングの精度も上げていく必要がありますし

さらに除菌できるマウスウォッシュなども必要となります

さらに舌にも歯周病菌、や虫歯菌、カンジダもいます

特に入れ歯の方は入れ歯の粘膜と触れる部分に白い幕ができることがあるのですが

これがカンジダです

これらは全て誤嚥性肺炎の原因となり寝たきりの方は特に抵抗力が落ちているので気をつけるべきです

ご本人様というよりご家族の方が気をつけてあげる必要があります。

 

 

 

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