口臭治療今月の症例から

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口臭
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こんにちは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

今日は6月6日の症例についてお話ししていこうと思います

カウンセラーから

まず治療から始めるのではなく当医院では初診カウンセリングという形でお話しをお聞きします

この時この方がお話しされたのは

歯ブラシで歯磨きした後も臭うんです!

っということらしいんです

一回何が原因か調べてみますか?

本当に臭うのか?臭わないのかもわかるので

実際カウンセリングルームで口臭測定の口の中のガスをもらいました

その結果がこの数値です

スクリーンショット 2016-06-08 15.09.32

どの数値も上がっているのですが

メチルメルカプタンが目立っています

グラフでは同じように見えるんですが基準値の3倍です

でお口の中を拝見させてもらい

舌が白く、全体の歯茎が赤いのです

レントゲンでお口の中全体の状態がわかるものを撮影し

総合判断を行いました

中等度歯周病

歯の長さの半分まで骨が全体に溶けています

しかし年齢は20代と若いため今からケアを行った方が良いと説明しました

治療

まずは口の中全体の歯石除去とともに殺菌が行えるように

超音波振動をさせる機械に殺菌水を用いて治療を行いました

今回は初診ですので歯茎から上の部分を行いました

また舌の上の殺菌を行いました

舌の上にも歯周病菌も殺菌しないと口の中の菌数は落ちないので

スクリーンショット 2016-06-08 15.09.42

硫化水素、メチルメルカプタンがかなり数値が落ちました

硫化水素は数値は0なんですが実際に全くゼロになったかというとそうではなく検出されないぐらい少なくなったよということを意味します

しかし口の中のばい菌がゼロにならないので何もしないと何週間かすると元に戻ります

そのため今後の治療方針を決めました

1、歯茎の下の歯石除去と殺菌

2、自宅ケアの徹底

これは舌ぶらしでのケア

処方型の殺菌水の使用

ブラッシングの徹底ーこの方にあったバス方法という方法をお伝えしました

しばらくの間は2週間ごとの医院治療

数値の減少しているのを確認後まずは1か月の定期管理

その後数値の減少が続けば定期管理機関を伸ばそうとお話しして一回目の診察を終えたのです

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