レーザーって何?痛くないの?どんな効果があるの?あまり詳しく知らない方も多いかもしれませんね
そこで今回歯科で使用されているレーザーについてお話ししていこうと思います
レーザーとは
Light
Amplification by
Stimulated
Emission of
Radiation
これらの頭文字を撮ったものです
レーザーの種類
1、硬い組織に対するレーザー
つまり歯や骨に対してアプローチできるレーザーです
もちろん歯茎の切開、歯周炎の切開、虫歯の治療で歯を削ることができます
代表例
エルビュウムヤグレーザー
ウォーターレーザー
2、柔らかい組織に対するレーザー
代表例半導体レーザー
特徴1、
ファイバーの形式のチップがあるため歯周ポケット、根の治療に使用しやすいレーザーです
特徴2、
このレーザーの反応を上げるために特殊な薬剤を使用しPDTという光殺菌ということで歯周ポケット内部の殺菌を行うことも可能である
特徴3、
またチップを交換することによりホワイトニング剤を活性化してホワイトニングに使用することもできる
CO2レーザー
特徴1、
歯周病に罹患したであろう組織を出血を少なく切除することが可能
特徴2、
根の治療で根管内部に照射することにより殺菌することができる
特徴3、
顎関節症の症例においてLLLTというローレベルレーザーセラピーという方法で疼痛緩和を行うことが期待出来る
顎関節の周囲の血流を増やし治癒促進を狙う目的である
どんな効果があるの?
1、治癒促進、疼痛緩和
これはレーザーにより血流が増えることにより治癒が促進されることで起こります
2、殺菌効果
レーザーの光そのものに殺菌効果があります
3、水と反応しやすいレーザーがあります
1、エルビュウムヤグーこれは歯の中の虫歯には水分を多く含んでいるためこれにレーザーを当てることで虫歯を破壊していきます
2、ウォーターレーザーー水の粒子にエネルギーを与えることにより水をマシンガンのように打ち出し虫歯を削ります
レーザーは保険適応?
現在は基本的にレーザーは保険治療ではありません
ではどれぐらいの費用がかかるのか?
これは自由診療と言ってそれぞれの医院で設定されていますのでバラバラです
3000円の所もあれば1万円ぐらいのところもあるということです
まとめ
現在歯科でレーザーが普及している
治療はもとよりレーザーで金属を固めて歯を作るという技術も出てきている
しかし期待が大きいだけになんでもできるのではないか?
そんなことを思われている方も多いとおもいます
うまくレーザーを治療の中で取り入れてもらえば
もっと快適な治療、嫌いな歯医者さんが好きになるかもしれませんね