こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は乳歯が虫歯になぜなりやすいのか?6つ書いていきます
1、十分な口腔清掃が行えない
このため食物が停滞し、歯垢が生じやすく虫歯菌の増殖を起こす
2、子供の食事は停滞性、醸酸性のものが多い
乳児は牛乳などの液体性の食事が多いのです
噛む運動が少なく自然の口腔清掃ができにくいのです
乳児は粘着性のお菓子を好み、食物の停滞が多く炭水化物のため酸の発酵が多いのです
3、睡眠時間が長い
寝ている間は口の運動も少ないのです
このため唾液に分泌も少なくなっています
ということは唾液による自浄作用が行われないと共に虫歯菌の増殖を起こしう蝕になることが多いのです
4、食べ物が残りやすい形
乳歯は溝も深く歯と歯茎の境目に食物が残ることが多いので溝、歯と歯茎の境目が虫歯になりやすいのです
5、永久歯に比べて脆い
乳歯は永久歯に比べてエナメル質の暑さは1/2なんです
また石灰化が低く、酸に対しても溶けやすいのです
6、早期発見、早期治療が困難
保護者も乳歯だからいいや〜と思いがちなんですよ
生え変わるから、永久歯ではないからまあいいか〜という思いから早期発見が遅れるのです
しかし乳歯の根っこの先に膿ができたりすると永久歯の形態の異常を起こしたり
また乳歯が虫歯になりスペースを確保できなくなると永久歯が生える隙間がないので歯並びにも影響するのです