こんばんは
京都市伏見区桃山南口の歯科の仁科です
皆さんは何気にいつもあるもの…しかし失って初めて気づくことありませんか?
あたり前にあるものを失って初めてその大切さを知る!
もしかしたら歯を失うということは
口元を隠さずに話せる
たくさんの友達との楽しい食事の時間を過ごすことができなくなる
そんなことも失う可能性があるのではないでしょうか?
歯の本数と食べることが可能なもの
では何本あればどのようなものが食べられるのか書いていきますね
0から5本
バナナ
うどん
ナスの煮付けなど
6から17本ぐらい
おこわ
レンコン
かまぼこ
せんべい
18本から20本ぐらい
フランスパン
するめ
タコ
たくあん
味覚と歯の本数の関係
この表から美味しく食事をできるのはやはり20本ないとやはり無理のようです
8020運動というのはこのようなデーターから導き出され80歳で20本残しましょうねということなんですよ
現在の日本人の80歳での残存歯数は
ズバリ6.78本です
僕はこの図をよく使うのですが
パッと見て分かりますよね
つまりほとんどの80歳の方が食事が美味しくないということですよね
歯の本数と医療費の関係!
これは歯科だけでなく全体にかかった医療費と歯の本数の関係を示しています
歯の本数が少なくなるとしっかり噛めないため栄養分を取れないので様々な病気にもなるということを示しています
20本以上残存している方とほとんど残っていない方の医療費の差が1万円以上もあるのです
様々な病気になると食事の制限が出てくることも考えられます
高血圧症の方であれば塩分の制限
糖尿病の方であれば血糖値を気にしながら食事をしなければならない
甲状腺機能亢進症であればヨウ素のあるものー根昆布、ひじきなどがダメだったと思います
痛風の方ならプリン体を含む食事ーかつお、レバーなど
このように様々制限が出て歯がなくて食べにくいにもかかわらずさらに何でも食べられないということになるのです
まとめ
歯の本数が多ければ多いほど様々な食事を取れる
また美味しく食事ができる
全身の健康とも関わりがある
平均が6.78本ですから周りの方と同じようにしていてはそうなる可能性があるということです
もう一度あなたの口元に対する考え方を見直してみては如何でしょう?