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そもそも歯周病って?

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歯周病とはどんなもの?

歯周病とは、歯周組織(歯の周り)に炎症が起きて歯ぐきが腫れ、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が溶けて歯のぐらつきが起こる病気です。重症化すると、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

こんな症状があったら要注意!

口の中にプラーク(歯垢)が残ったまま時間が経過すると、歯を支える組織である歯ぐきが細菌に感染し、炎症が起きます。これが歯周病の最初の症状ですが、痛みなどの自覚症状がほとんどないため見過ごされてしまいがちです。自覚がないまま静かにじわじわと進行し、歯ぐきからの出血や歯のぐらつきに気付いたころには、すでに重症化していることも……。

歯周病から歯を守るためには早期発見・治療が重要だといわれていますが、実際にどのように取り組んだらよいのか考えてみましょう。

 

日本での現状

周病の主な原因がプラークだということは、健康に関心のある人たちの間では今や常識です。そして、歯周病を予防するためにはプラークを取り除くのが有効であるということも、広く知られています。それにもかかわらず、日本では、5から14歳の若い世代の約30%に歯周病の初期症状である出血や歯石沈着がみられ、25歳以上では約80%が歯周病(もしくは予備軍)にかかっているといわれています。

年齢を重ねるとともに患者数は増え、症状も重くなっていくというのが歯周病の恐ろしいところです。生涯にわたって自分自身の歯を維持するためには、歯周病にかからない工夫が必要でしょう。

 

歯周病の原因になるものとは?

周病が発症する要因には、大きく分けて「局所因子」「遺伝因子」「全身因子」「環境因子」の4つがあります。これらが重なることで、歯周病にかかりやすくなってしまいます。

局所因子 歯周病菌や歯周ポケットの深さ、歯石、噛み合わせの状態など
遺伝因子 歯ぐきに炎症を起こしやすい体質や生まれつきの骨密度など
全身因子 糖尿病や骨粗しょう症、癌など
環境因子 生活習慣の乱れや睡眠不足、抗がん剤など

 

歯科医院での処置

上記の要因のうち、歯科で処置できるのは局所因子のみです。局所因子に対しては、京都市伏見区の仁科歯科医院では歯周病菌のコントロールや歯石のコントロールを行います。

歯周病菌のコントロール

歯周ポケット内の細菌をはじめとした、歯周病菌のコントロールを行います。当院では、抗生剤やパーフェクトペリオなどを使用した処置を行います。

歯周病原因菌の術前・術後を動画でご覧いただけます

歯石のコントロール
歯石が付着しない人はまずおらず、付着した歯石は歯ブラシでは除去できません。できる限り歯石が付着しないよう歯のケアを続け、定期的な歯科医院でのケアでコントロールします。

すでに歯周病が進んでいる場合、歯周病菌や歯石のコントロールは非常に効果的です。しかし、お口の健康を守るためにもっとも大切なのは、歯周病を未然に防ぐことです。

定期健診について動画で解説しています

 

歯周病菌をコントロール「エアフローマスターピエゾン」 

エアフローマスターピエゾン

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オゾンオーラルイリゲーターオゾン水で歯周病菌をやっつける!最先端の歯周病治療
当院では、オゾンオーラルイリゲーターで生成されるオゾン水を歯周病治療に活用しています。
優れた除菌力・殺菌力を持つオゾン水を歯周病治療に用いることで、効率的に口腔内環境を改善させ、歯周病の進行を抑えます。オゾン水を歯周病治療に活用するメリットは以下のとおりです。

歯周病菌を効果的に殺菌でき、歯周病の進行を抑制できる ・止血効果が高まる ・オゾン水の除菌・殺菌作用により、術後の感染リスクを抑えられる ・口臭の予防・改善効果が得られる

オゾンとは?

 

歯周病予防の基本はホームケア

歯周病のケアには歯科医院での処置も重要ですが、もっとも効果的なのは自宅での適切なケアを毎日続けること。毎日のホームケアと、定期的なオフィスケア(歯科医院でのケア)を続けることが歯周病からお口を守る最善の方法なのです。

適切なホームケアのための当院おすすめオーラルグッズ

適切なホームケアのための当院おすすめオーラルグッズ

殺菌作用のあるもの

  • 歯周病菌を殺菌するうがい薬 パーフェクトペリオ・ラプチャー
  • 汚れ・着色除去に効果的なパウダー パーフェクトペリオ・クリーン
  • 歯周病ケアに最適なマウスウォッシュ コンクールF

組織回復を促す口腔ケア剤

  • 歯ぐきを活性化させる歯磨き粉 リペリオ

オーラルグッズ チェックシートダウンロード

当院がおすすめしている歯周病ケアグッズは歯科医院でのみ購入できる商品で、薬局・ドラッグストアでは販売されていません。
お越しいただくのが難しい方が医院に来なくてもこれらの口腔ケアグッズをご使用いただけるように、当サイトにご注文フォームを設けておりますので、お気軽にご利用ください。

歯周病ケアグッズのご注文はこちら

当院のペリオカウンセリングについて

仁科歯科医院では、患者様のお悩みや治療におけるご希望などをくわしく伺うため、ペリオカウンセリングに力を入れています。当院のペリオカウンセリングでは「レントゲン画像のご説明」と「位相差顕微鏡検査のご説明」の2点を実施し、口腔内の正しい把握に努めています。

レントゲン画像のご説明

レントゲン検査では、現在の骨の状態や歯周病の進行段階、歯根の先の膿の有無などをチェックできます。どの部分の炎症がひどいのか、顎の骨がどの程度溶けているのか、歯に虫歯などの問題がないかなどをくわしく診断し、お話の中で治療方針を決めていきます。

位相差顕微鏡検査のご説明

歯周ポケットから採取したプラークを解像度の高い顕微鏡で観察し、細菌や微生物の種類・量を把握するのが位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)検査です。細菌の種類や量を調べることで、適した薬剤や適した治療法を検討していきます。

歯科医院で効果的な歯周病治療を受けることで、患者様の歯周病リスクは大きく低減します。しかし、いくら治療を受けても、歯周病を招きやすい生活習慣を繰り返していたらせっかく治した意味がありません。歯周病の原因菌は、6時間単位で増殖することが分かっています。これはつまり、6時間単位でしっかりホームケアに取り組んでいただく必要があるということです。

 

歯周病予防の基本はホームケア

歯周病の原因を除去することで治療は効率的に進みます。また、患者さまご自身が歯周病という病気や治療に関する知識と自覚を持ち、よい習慣を続けていただくことで、治療後もベストなお口の状態を保つことができ、再発を防止することにもつながります。

「歯周病の情報」動画を見る

「歯周病原因菌と定期管理」動画を見る

「歯周病原因菌と対策」動画を見る

 

お口のなかの細菌の種類・量を把握できれば、より効果的な歯周病治療を実現できます

位相差顕微鏡(PerioCam-J)による歯周病細菌検査

位相差顕微鏡(PerioCam-J)

歯周病の直接的な原因は口腔内に生息する細菌です。とはいえ、これらの細菌は健康な状態であっても常に口腔内に存在する細菌(口腔常在菌)であるため、完全にゼロにすることは不可能です。歯周病治療のポイントは、第一に細菌の種類・量を把握すること。そのうえで、その細菌の数を減少させ、細菌が増殖しない口腔内環境をつくることが大切です。細菌が少ない理想的な口腔内環境を維持できれば、歯周病の発症・進行は抑えられますし、再発のリスクを軽減することもできます。

仁科歯科医院では 最新型の位相差顕微鏡「PerioCam-J」を用いて、口腔内の細菌の種類・量を把握したうえで治療プランを立案し、より効果的な歯周病治療を行っています。

前向きに治療に取り組んでいただくために

一般的に歯周病治療は長い期間を要し、定期的に歯科医院に通い続ける必要があります。そのため、途中で通院をやめてしまう方もいらっしゃるようです。当院では、歯周病が完治するまで、そして完治してからも再発しないように、長期継続的に患者様をサポートしていきたいと考えています。患者様ご自身に良くなっていることを実感していただくためにも、位相差顕微鏡「PerioCam-J」は重要な役割を果たします。

PerioCam-Jの特徴の一つが、口腔内細菌の様子を高画質で観察できることです。生きたままの細菌の様子を各チェアーに設置しているモニターから実際に映像でご覧いただくことで、患者様ご自身に治療の必要性を実感していただきます。しっかりと治療を継続していただければ細菌が減っていくのが分かりますので、治療のモチベーションアップにもつながります。分かりやすいご説明で患者様のご理解をサポートし、二人三脚で歯周病を完治へと導きます。

院長のひとこと 位相差顕微鏡

歯周病は歯周病原因菌が引き起こす細菌感染症です。
 
僕は知っているのですが、患者さんにももっとわかってほしい。そんな思いから、位相差顕微鏡の検査装置の導入を考えていました。プレパラートに歯周ポケットから採取した「血」と「組織」を載せて見てみたときに、「口の中にこんなものがいるのか!」「しっかりとケアしていかなければならないなあ」と感じてもらうために導入しました。
 
実際に見てもらうと、やっぱり「今までのブラッシングや自宅ケアの方法では不十分なんだ」「こんなにばい菌がいるなんて思っていませんでした」といった声をお聞きすることが多かったです。そうなんです!この原因菌が歯を支える骨まで溶かす歯周病の恐さ、そして全身疾患と関係性を理解してもらいたいがために導入したんです。

 

適切なホームケアのための当院おすすめオーラルグッズ

仁科歯科医院の歯周病治療では、「ISIシステム」を用いてカウンセリングを行っています。
ISIシステムは、未来のお口の状態をコンピュータ上でシミュレーションできるシステムです。歯周病治療のカウンセリングにISIシステムを用いる最大のメリットは、「歯周病を放っておくとこんなふうになる」「途中で治療を中断するとこんなふうになる」という未来の状態を、患者様が実際に目で見て確認できることです。

適切なホームケアのための当院おすすめオーラルグッズ

 

前向きに歯周病治療に取り組んでいただくために

歯周病というのは、根気よく治療を続けることが改善の必須条件です。日々のホームケア、歯科医院での定期管理の両方を欠かさずに行わなければ改善は見込めません。しかしながら、少し良くなると歯みがきをさぼってしまう方もいますし、忙しくなると通院をやめてしまう方もいます。これでは、治療はまたふりだしに戻ってしまいます。

適切なホームケアのための当院おすすめオーラルグッズ

治療で口腔内の細菌数を少なくした状態をホームケアで維持する
医院では、自宅では行えないような殺菌数の濃度や治療器具を使用する

歯周病治療を成功に導くためには、患者様に前向きに治療に取り組んでいただくことが必要であり、そのために当院が導入したのがISIシステムです。「放置するとこうなる」という状態を実際に見て危機感を持っていただきます。同時に、「治療がうまくいくとこうなる」という状態を見ることで前向きに治療に取り組んでいただきます。

画像付きの分かりやすい治療計画書を

ISIシステムは、治療計画の立案をすることもできます。画像付きの分かりやすい治療計画書は印刷してお渡ししていますので、ゆっくりご検討いただけます。治療計画にご納得いただいたうえで、治療に進めるのもISIシステムの利点です。


ISIシステムのメリット

・歯周病を放置するリスクを実感できる
・歯周病治療に前向きに取り組むことができ、治療が効果的に進む
・しっかりと納得したうえで歯周病治療を受けられる

 

歯周病によってグラついてきた歯を延命できます

歯周病が進行すると、歯がグラグラと揺れるようになり、食事などに支障が出てきます。また、揺れている歯(弱っている歯)を放置しておくと、抜けるまでのスピードも速くなってしまいます。

歯がグラつくほど歯周病が進行してしまった場合、以前は抜歯するのが一般的でした。しかし当院では、できるだけ患者様の歯を残すために、グラついている歯を固定して延命する「ウイングロック」という治療法を採用しています。

 

ウイングロックとは

ウイングロックとは、チタン製の金具でグラついた歯と隣にある健康な歯をつなげる処置です。歯周病によってグラついている歯の負担を抑え、歯の寿命を延ばすことを目的としています。

費用 1本 15,000円(税抜)(保険適用外)

 

ウイングロックのメリット

ウイングロックは保持力に優れ、歯を削る量が少なく済みます

歯周病でグラグラしてきた歯を固定する方法として、これまでは「エナメルボンドシステム」という方法が一般的でしたが、この方法は、大きく揺れる歯に対してはあまり効果がありませんでした。
このエナメルボンドシステムに代わって、今注目を集めているのがウイングロックです。
ウイングロックは形状記憶合金でできているため、エナメルボンドシステムより保持力に優れています。また、歯を削る量が少なく済むのも大きなメリットです。

 

できるだけ歯を削らない・抜かないために

削った歯・抜けた歯は、二度と再生することはありません。「人工の素材で補えばいい」という考え方もありますが、どんなに高価な材料を使ったとしても、それはあくまでも人工物であり、本物の歯に勝ることはありません。

当院が大切にしているのは、できる限り患者様の歯を削ったり抜いたりすることなく、少しでも多くの歯を残すことで歯の寿命を延ばすこと。ウイングロックは、まさにこの考えに則った治療法であると言えます。

二人三脚のメインテナンスで生涯健康な歯を

せっかく自分の歯を残せたとしても、メインテナンスがおろそかになると再び歯周病や虫歯になってしまいます。すでにダメージを受けている歯が病気になってしまうと、今度は残せなくなってしまうかもしれません。だからこそ、メインテナンスに力を入れていただきたいと思っています。

健康な歯を保っていくには、毎日の歯みがきを徹底するのはもちろん、歯科医院での定期検診も欠かせません。当院では、患者様と二人三脚でメインテナンスに取り組み、生涯にわたってご自分の歯で噛める生活をサポートしています。

 

NVマイクロレーザーを用いた最新の歯周病治療

17.5cm×1.7cmのペンサイズに詰まった 驚異的な歯周病改善パワー NVマイクロレーザーを用いた最新の歯周病治療

「NVマイクロレーザー」は、非常にコンパクトなペンサイズの歯科用レーザー治療器です。
実寸17.5cm・直径1.7cm・重量54gという小ささながら、デスクトップレーザーに匹敵するパワーと性能を装備。しかもワイヤレスで操作性が高いことから、「より精密な歯周病治療」に役立ちます。

NVマイクロレーザー

NVマイクロレーザーでは、止血性と疼痛緩和作用に優れるダイオードレーザー(半導体レーザー)を使用。ダイオードレーザーを患部に照射して歯周病菌を退治し、同時に炎症を起こしている歯周組織を除去することで歯ぐきの回復を促します。

半導体レーザーについて動画で解説しています

NVマイクロレーザーを使うメリット

・治療中・治療後の痛みがほとんどない
・短期間で治療できるので身体的負担が少ない
・炎症の早期改善が期待できる
・歯ぐきからの出血を最小限に抑えられる
・歯周ポケットの奥にある細菌も除去できる
・大がかりな歯周外科手術を避けられる可能性が高まる
・麻酔の必要がほとんどない
・健康な歯周組織を傷つけず、炎症のある組織だけ治療できる

NVマイクロレーザーを用いた治療の流れ

細菌の除去

まず、ブラッシングやPMTCなどで口腔内のプラークを除去します。そして、歯周ポケットにNVマイクロレーザーの光を照射して、プラーク内に潜む歯周病菌を退治します。レーザー光を当てることで、歯周病菌を物理的に奥深くに押し込むことなく除去することが可能です。

歯石の除去

レーザーで歯に付着している頑固な歯石を柔らかくしたら、スケーラーと呼ばれる専用器具を使ってその歯石を取り除きます。続けてキュレットという器具で歯の表面を滑らかにする処置(ルートプレーニング)を行い、プラークや細菌が再付着しにくい状態をつくります。

歯周組織の除去

レーザー光で炎症を起こしている歯周組織(歯ぐき)にピンポイントで働きかけ、組織の再生を促します。炎症を起こした歯周組織を除去することで、深くなってしまった歯周ポケットを回復に導きます。

最新の歯周病治療「PDT(光線力学的療法)」

光殺菌(PDT)歯周病を引き起こしている原因は、目に見えないほど小さな歯周病菌だということがわかっています。歯周病菌だけを除去する方法としては抗生物資投与もありますが、長期的に使用することで耐性菌が生産されて、効きにくくなるというリスクがありました。そこで近年、歯周組織を削らず内服薬も使用せずに、安全に歯周病菌だけを除去する治療法が開発されました。それが「PDT(光線力学治療法)」です。

PDT(光線力学治療法)とは?

PDT(光線力学治療法)とは、光に反応する薬剤に特定の光を当てることで、薬を使わず病原菌などを除去する治療法です。もともとは癌の治療法として開発されたもので、周りの組織に影響を与えず患部だけを治療できるため、治療時のダメージを抑えることができます。

PDTは歯科治療においては歯周ポケット内やインプラント治療前の細菌除去に活用されており、従来の治療法では難しかった歯周ポケット内からの細菌の完全除去が可能です。

PDTのメリット

 ・口腔内の細菌だけでなく、バイオフィルム(細菌の薄い膜)まで除去できる
 ・歯周病菌が排出した毒素を分解する効果が期待できる
 ・口腔内の組織にダメージを与えない
 ・治療が短時間で完了する など

当院ではPDTによって、より安全性が高くダメージの少ない歯周病治療を実現しています。PDTのご要望や、治療内容の詳細については、お気軽にご相談ください。

 

歯周病の原因になるものとは?

初期段階で自覚症状がほとんど感じられない歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。初期レベルのちょっとしたお口の違和感にすぐに気付けるよう、進行レベルごとの症状について確認してみましょう。

進行レベル 歯周ポケットの深さ 症状 対策
初期
歯肉炎
3mm以内 起床時に口臭やお口のネバネバが気になる、ブラッシングをすると歯ぐきの痛みや出血があるといった症状がみられます。 正しいブラッシングを行います。
中期
軽度歯周炎
3mm 初期よりも歯ぐきが腫れて、顎の骨が溶け始めた段階。歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなり、歯がぐらついてきます。 歯と歯ぐきの間にたまった歯石やプラークをきれいに取り除きます。ブラッシング指導を受け、正しいケア方法を身に付けます。
後期
中程度歯周炎
4~6mm 顎の骨が半分近くまで溶けた段階。歯がぐらぐらして、硬い物が噛みにくくなります。 歯の根にこびりついた頑固な歯石とプラークを取り除きますが、必要に応じて歯ぐきを切開してから行います。
末期
重度歯周炎
7mm以上 顎の骨が半分以上溶け、歯の付け根の部分まで見える状態。歯が抜けてしまうこともあります。 歯ぐきの切開や抜歯が必要となる場合があります。

 

歯周病と全身のトラブル

歯周病は、お口の中だけに影響を与える病気ではありません。最近の研究により、 歯周病菌が全身のさまざまなトラブルと深い関係にあることがわかっています。

全身疾患

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

口の中の細菌が気道から肺に流れ込み、肺炎を引き起こすことを「誤嚥性肺炎」といいます。とくに嚥下機能(物を飲み込む力)が衰えている高齢者の場合、口の中で繁殖した歯周病菌が食物やだ液と一緒に気道に入り込みやすく、歯周病から誤嚥性肺炎にかかる可能性が高くなります。

糖尿病

歯周病菌が血液に侵入すると、インスリンの機能が低下し、糖尿病が悪化しやすくなります。
また、糖尿病によって体内の血糖値が高い状態が続くと歯周病にかかりやすくなるほか、歯周病の症状が悪化しやすくなります。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらや足の裏などに膿疱(膿が溜まった水疱)ができる症状が掌蹠膿疱症です。歯周病菌によって発症したり、症状が進行したりすると考えられています。歯の根の治療や歯周病の治療によって症状が緩和することがあります。

心疾患

歯周病菌が体内に侵入すると、血液に乗って心臓まで運ばれてしまうことがあります。歯周病菌の毒素によって心臓周辺の血管が詰まりやすくなると、狭心症や心筋梗塞などの心疾患が引き起こされる可能性があります。

早産

女性の場合、口腔内から体内に侵入した歯周病菌が子宮に到達すると、子宮を収縮させて早産の原因になることがわかっています。また、歯周病菌が胎盤を刺激して胎児の成長をさまたげることも明らかになっています。

動脈硬化症

歯周病菌が血管内に侵入すると毒素によって炎症が起こり、血管の中に血栓ができたり血管壁が厚くなって狭くなったりして、動脈硬化を引き起こすことがあります。

骨そしょう症

歯の病気と思われがちな歯周病ですが、実は歯槽骨という歯を支える骨が溶けて吸収されてしまう骨の病気です。骨密度が低下して骨がもろくなる骨そしょう症によって、歯周病の症状が悪化しやすくなることがあるほか、歯周組織の炎症によって骨密度が低下することもあるなど、関連性があることがわかっています。

関節炎・腎炎

体内に侵入した歯周病菌が関節部や腎臓に感染すると、患部で炎症を起こし、関節炎や腎炎を引き起こすことがあります。いずれも症状を起こすのは感染した部位ですが、治療するには歯周病そのものを改善する必要があります。

バージャー病

発症原因が不明で、難病に指定されていたバージャー病ですが、近年の研究によって歯周病菌と関連性があることがわかりました。悪化すると、手や足の指先が壊死する恐れもある危険な病気です。歯周病菌との関連性が明らかになったことで、新しい治療法の開発が進められています。

ここに挙げた疾患のほかにも、歯周病は全身のさまざまな病気の原因となる恐れがあります。歯周病菌が繁殖する口は、人体にとってもっとも重要な機関である脳にも近いため、歯周病菌が原因で脳梗塞が誘発される恐れもあるのです。たかが歯のことと甘く考えず、たとえ自覚症状がなくても定期健診を欠かさないようにしましょう。

半導体レーザーについて動画で解説しています

歯周病は自宅でのケアはもちろん、医院での予防が大事です!

 

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