あくまでも処方なので使用には診断が必要となります。
パーフェクトペリオとは
2005年に野口歯科医学研究所によって開発された口腔機能水「パーフェクトペリオ」は、白血球と同じ殺菌成分「HClO(次亜塩素酸)」とバイオフィルムに浸透する「NaHCO3(炭酸水素ナトリウム)」が含まれた弱アルカリ性電解水です。
パーフェクトペリオの特徴
菌をバイオフィルムごと溶かす
歯周病菌や虫歯菌は、バイオフィルムという粘り気のある細菌の膜で覆われています。日ごろのブラッシングやうがい薬ではこのバイオフィルムを破ることができないため、細菌を完全に死滅させることはできませんでした。パーフェクトペリオは、このバイオフィルムに浸透して膜を破り、歯周病菌や虫歯菌を溶かします。
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家族みんなの感染予防対策に最適!
歯周病・虫歯・口臭の原因は細菌であり、虫歯菌・歯周病菌は日常生活の中で家族から感染するケースがほとんどです。赤ちゃんにはもともと歯周病菌や虫歯菌はいませんが、家族から感染して歯周病や虫歯になるのです。家族みんなでパーフェクトペリオを使うことで、家族間での感染予防が期待できます。
使い方はとても簡単!
パーフェクトペリオの使い方は、約10秒うがいをするだけ。お仕事が忙しい方や寝たきりなどで歯科医院の受診が難しい方、遠方にお住まいで頻繁に歯科医院に通えない方も大丈夫。ご自宅でお手軽に、歯周病・虫歯・口臭対策に取り組んでいただけます。なお、患者さまの症状や進行度合によっては、通院での治療が必要となるケースもありますのでご注意ください。
お子からご年配の方まで使用できるパーフェクトペリオ
パーフェクトペリオは抗生物質などの薬剤とは違い、アレルギーや副作用、常用による耐性菌の発生といった心配はありません。白血球と同じ殺菌成分「HClO(次亜塩素酸)」とバイオフィルムを破壊する「NaHCO3(炭酸水素ナトリウム)」が含まれた弱アルカリ性電解水なので、お子さまからご高齢の方まで安心してお使いいただけます。もし間違って飲んでしまったり、目に入ったり、皮膚に触れたり、血中に入ったりしても問題はありません。
歯や歯ぐき、お口の中の皮膚にやさしい弱アルカリ性
歯周病・虫歯・口臭対策に使われてきた従来のうがい薬は酸性の製品がほとんどで、殺菌すると同時に酸が歯まで溶かし、長期間常用することで歯がボロボロになる「酸蝕症」の問題がありました。パーフェクトペリオはpH7.0~8.0と弱アルカリ性なので、歯が溶ける心配はありません。歯や歯ぐき、上皮細胞(お口の中の皮膚)への影響も最小限に抑えられます。
私は歯周病が細菌感染症であることが研究でわかったとき、そして全身疾患との関わりが明らかになるにつれ、「何か身体に安心で安全な自宅ケア・医院ケアで使用できるものはないのか?」と思っていました。
このパーフェクトペリオと出会うまでは、抗生物質による局所療法を行っていました。しかし、抗生物質を安易に使用することには耐性菌の問題により不安もありました。そして、機能水による治療――次亜塩素酸という人間の白血球が出す外敵から身を守る物質と同じ成分であること、また殺菌後水にもどるという安全性から、これだ!と思いました。
歯周病原因菌は全身に移行させないように、歯科医院でも濃度の高いパーフェクトペリオを使用。自宅でこのパーフェクトペリオラプチャーをお使いになれば口の中の歯を守れる!そして歯周病と関連する全身疾患になるリスクを下げることができる!と思い、昔は大阪の「なんば」という駅の近くにあったカボのショールームに行きました。この機械を知ってから2日後のことです。
カボという会社の方が「先生こんにちは!もう生成しておきましたのでどうぞ!」と言ってくれたので、早速治療用濃度でうがいをしてみました。なんとも美味しいわけではないのですが、口の中の粘りがすぐに消えてバイオフィルムがなくなるのがわかりました。「購入させてください!」。もう即決でした。それまでに文献も読んでいましたが、実際に体験してよさがわかったので、パーフェクトペリオを導入した次第です。
パーフェクトペリオの使用方法
3stepで簡単洗浄
食後の歯磨き後、十分に水でお口をすすぎます。
歯磨き粉や、汚れが残っていると十分な効果が期待できません。
パーフェクトペリオを薄めずにそのまま多めに含みます。
量が少ないと十分な効果が期待出来ません。
目安としては1回に20mlです。朝、昼、夜、寝る前に行ってください
最初に強めのブクブクうがいを10秒間つづいて上を向いて ガラガラうがいを5秒間行います。
うがい後は水でゆすいで大丈夫です。
使用後はしっかりとキャップを閉め、直射日光を避け常温で保存して下さい。
1ヶ月以内に使い切って下さい(1ヶ月を過ぎると効果が期待できなくなります)
入れ歯の洗浄にもお使いいただけます。
歯周病、及び歯周病細菌による全身疾患を予防するためには継続的な口腔ケアが必要です。
※口腔ケア・・・・・自宅ケア、医院でのケアのことを言います。