こんにちは。
京都市伏見区京阪宇治線の桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です。
鏡で舌の表面を見ると、白い苔状のものが付着していませんか。これが舌苔(ぜったい)です。
舌苔は食べかすや、はがれ落ちた上皮細胞などが舌の上にたまってできたもので、量が増えると口臭の原因にもなってしまいます。
いつも爽やかな息で過ごせるよう、今日から舌のお掃除を始めてみませんか。
舌掃除で大事なことは、決してやり過ぎないこと。
舌苔を全て落とそうとして、歯ブラシなどで力を入れてこするのは厳禁です。
逆に舌を傷つけ、炎症を起こしてしまう恐れがあるからです。
舌苔のお掃除を行う場合には、必ず舌専用のブラシを使い、優しく汚れを掻き出すように行いましょう。
お掃除のタイミングは朝食の後、歯みがきの前に行うのがベストです。
舌を傷つけないよう、舌掃除は一日に一度だけにしておきましょう。
舌掃除のやり方
1.鏡を見ながら大きく口を開けます
2.ベーッと舌を前方に思いきり突き出します
3.舌ブラシを舌の表面に当て、奥から舌先に向かって優しくなぞります
(この時、ブラシを決して前後に動かさないでください。舌を傷つける恐れがあります)
4.舌苔を全て落とそうと過剰に掃除をせず、10回ほどのブラッシングで終了しましょう
5.歯みがきを行います。(歯みがきを最初に行うと、口臭が強くなる場合があります)
嘔吐反射を防ぐコツ
・舌を引っ込めない
・舌の山の頂上にブラシを当てる
・舌苔は後ろから前に優しく掻き出す
安全に舌掃除を行うポイント
・必ず専用のブラシを使用する
・舌の奥から舌先に向かって優しくなぞるように行う
・朝食後の歯みがき前に10回ほどのブラッシングを一日一度だけ行う