こんばんは
京都市伏見区桃山南口の口臭外来の仁科歯科医院の仁科真吾です
このブログは口臭で悩んでおられる方へ様々な知識を書いていきます
本日のテーマは口臭があると気づいてから受診までの期間についてあるデーターを元に考察していこうと思います
1、口臭と受診までの期間
これは口臭診療マニュアルという本から抜粋してきました
なんらかの経緯で口臭があるとわかったとき
1、誰かに口臭があると言われた
2、会話の相手の仕草が気になってもしかしたら…
など様々な判明原因はあると思います
気づいてから受診まで最も多いのがなんと15年も経過してから来院と…
なかなかすぐに来院という方は18パーセントですから少ないように思います
この背景には
もちろん口臭ガス測定検査を導入されている医院が少ないということ
口臭についてなかなか人に話せない
ということがあると思います
あ!あと命に関わる病気ではないということも
実は最近当医院に来院される口臭でお悩みの方
中学生、高校生、大学生など学生さんが少し多いかもしれません
もちろん40歳以上の女性が現在最も多いわけですが…
実は僕は少し考えたのです
カウンセリングを先に行いどのようなエピソードがあったのか?などお聞きすることも大切なのだと
生活の背景もある程度お聞きした方が治療もうまくいくと
なぜならば
子供さんに言われたのか?
お孫さんに口臭のことを言われたのか?
など
また入れ歯を入れられている方なのか?
など
歯周病が進んでいる方なのか?
糖尿病をお持ちの方なのか?
本当に千差万別なのです
基本の治療はありますが
例えば部分入れ歯の方ならご自身の歯のケアはもちろんのこと入れ歯のケアについてもお話しなければならないし
糖尿病を基礎疾患に持っておられる方なら
歯周病が進みやすいためこのこともお話しなければなりません
ちなみにこの口臭は原因が歯周病からであった場合
このガス単体も歯茎に影響があることは前回のブログでお伝えしたのですが
歯周病菌と口臭ガス両輪でさらに歯茎へ悪い影響が起こります
ですので早期治療をお勧めします