なぜ自分では口臭に気づかないことが多いのか?
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
口臭についてです
入れ歯の不衛生、歯周病、全身疾患などで口臭が発生することがあるのですが
自分では意外に気づかないことが多いのです
そして最も近い人物からしか指摘されないのが現状です
会社であなた臭うわよ
友達からお前臭うぞ
大学のクラブで運動中に先輩から臭うぞ
後輩から先輩においますよ
なんてシュチュエーションあまりないですよね
家族でお前臭うぞ
息子からお母さん臭うよ
お孫さんからおじいちゃん臭うよ
などと言われることが多いようです
まあ小さな子供さんは分別がつかないのでいうことが多いでしょうが
近親者から言われるのはある程度言える関係と言えるかもしれません
ではなぜ自分の臭いについてはわからないのでしょう?
これは嗅覚に関係しています
香水を朝、振った時にああ!いい香りと思っていてもしばらくすると分からなくなりますよね
これとよく似た現象です
嗅覚には順応反応というものがあるためです
この感覚は朝起きた時に最も敏感になります
またお腹が空いた時にも敏感になります
お腹が空いた時に食べ物の臭いに敏感になるということはみなさん経験したことはありませんか?
これと同じなんですよ
口の臭いも朝、あくびをした時に臭うのであればそれがあなたの口臭かもしれませんね