バージャー病と歯周病
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
台風18号が接近しているようですね
どうやら近畿に直撃するようですね
被害が少ないといいなと思っています
さて今日はバージャー病という病気についてお話しします
あまり知られていない病気かもしれません
20歳代から40歳代にかけて特に男性に多く見られる病気です
手足に起こる病気なんです
足指にチアノーゼ《青紫色になる》や強い痛みが特徴です
時間とともに潰瘍、壊死と呼ばれる状態になります
足だけの切断、膝関節下15センチぐらいの切断に成ることもあるようです
原因不明の疾患ですが静脈にも炎症が起きること、タバコをやめると進行しないことが特徴です
そして東京医科歯科大が研究されているそうです
このバージャー病の罹患患者全員が歯周病であること
状態は中等度から重度であったということ
患部の血液の検査で歯周病原因菌が検出されたという結果がでました
2005年での報告ですが
これは原因不明であったバージャー病と歯周病の関係を示した世界初の報告でした
このバージャー病の原因や悪化が歯周病原因菌と関係があることから予防法、治療法の大きな手がかりになったという報告の一つなのです
ではまた