メタルボンド
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
メタルボンドとCADCAM、ジルコニアボンドクラウンについて書いていきます
メタルボンドとは金属にセラミックを盛る方法です
この方法は色調の再現性が非常に良い、ただ金属は貴金属を使用した場合です
なぜか?金属の色が透けるためです
ゴールド色が背景にあると温かみのある色調の再現が可能なのです
ただそのため高価なものとなります
15万ぐらいです
CADCAMセラミッククラウン
これはセラミックブロックをミリングマシーンで削り出す物です最近では単色のものだけでなく少し色調についても改善されていますが色調再現性はイマイチです
しかし経年的な色調変化がないので臼歯に於いては有効です
つまりあまり色を気にしないが白い色がいいという方にはオススメです
お口をあけて笑った時に白いのか金属色なのかですよね
これは5万ぐらいです
ジルコニアボンドクラウン
これはジルコニアという人工宝石にセラミックを盛り上げていく方法です
少しシャープな色と成ります
うーん少し冷たい色といったほうがいいのか?
しかし全部白いんです被せの裏面も
これはCADCAMではできないので歯科技工士の手間暇がかかります
この価格は15万です
セラミックは基本築成していき色を出す方法なので盛っては焼き盛っては焼きを繰り返します
しかし全て歯科で作るものは服で言うならオーダーメードなんですよ?
まあ選ぶのは患者さんなので保険であれセラミックであれそれぞれの価値観でされたらいいのではないかと思いますが