人工歯のハイブリッドセラミックへ置き換え
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日はあまり寒くないので嬉しいです
今日は義歯の人工歯についてお話しします
人工歯ー文字どうりの人工の歯なんですがサイズ、形、材質によって色々あります
顔の形で人工歯の形を選択することが多いです
面長の人はスクエアという形、丸顔の方には少し丸みを帯びたものを使用します
また人工歯の材質ですがレジン、硬質レジン、陶歯が大きく分けてあります
レジンープラスチックです
利点ー安価、磨耗してくれる
欠点ー磨耗する、変色するのが早い
ここで注目して欲しいのが磨耗するです
磨耗することはいいこともあります
噛みやすい状態にすり減って自分に合うのです
特に総入れ歯の方は横ずれしながら噛む癖がありますのでもぐもぐという感じです
このすり減った状態で人工歯を置換することもあります
以前大学のケースプレゼンテーションでハイブリッドセラミックスへの人工歯置換を行ったこともあります
ハイブリッドセラミックスは固すぎず柔らかすぎないので噛みやすい状態で人工歯置換をすると非常に良いです
次に硬質レジン歯ー一般的に使用されている人工歯です
うーん固すぎず柔らかすぎずまあまあ一般的なんですが
陶歯ーいわゆるセラミックの人工歯です
すごく硬いです調整にすごく時間がかかります
すごく自信のある先生または昔の先生が好んで使用されることがありますが大学でも誰も使わないというぐらいレアです
しかしうまくいけばなかなかいい人工歯です変色もしない、磨耗もしにくいですから
写真はレジン歯です