口の中の骨密度と全身の関係
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は腰の骨密度は口の中のどの部位が一番近いのかについてお話しします
さて骨粗鬆症の診断のために内科さんで骨密度を測定し数値があまり良くなかったらお薬を処方してもらうと思うんですよ
みなさん口の中は別と思われていませんか?
口も全身とつながっています
でどこと一番近いのかと言いますとある論文からですが
下の歯の小臼歯の部分なんですよ!
ここの部位と腰の部位の骨密度が近いらしいんです
つまり骨密度ーつまり骨の硬さですよね
これがスカスカですと歯周病が進行しやすいんですよ
しかしこの薬の副作用に額骨壊死というものがあるんですよね
以前にもブログで書いたのですが
原因ー口腔内の骨は粘膜で囲まれているため他の部位よりも骨が近い、また代謝が早いのでこの部位特有にこの副作用が出る
そして予防のためには口腔内の細菌のケアをしないといけない
なにせ骨と近い、そして柔らかい粘膜で覆われている、感染しやすい
ですがこの骨粗鬆症ともうまく付き合っていかなければなりませんので
顎骨壊死も怖い、骨折も怖い、ですのでうまくコントロールすれば良いと思うんですよね
医院に来るよりもご自宅にいる時間の方が長いわけですから自宅ケアが非常に重要なんですよ