昔のお歯黒の時代と現代のホワイトニングの時代
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は少し昔と今の風習の違いについて書いていこうと思います
昔明治時代初期まではお歯黒といって歯に鉄の成分の溶液を塗り歯を黒くする習慣がありました
この理由には虫歯の予防、や既婚の女性が行っていたということから二夫にまみえずと言う誓いの意味があったようです
うーん今は考えられないですが
そのためにこの時代の方は歯を黒くするんですね
現在は虫歯の予防には医院ケア、フッ素、キシリトールの有効性からこのようなもので虫歯の予防をしているのですが
また健康美という観点から笑った時に白い歯がかわいい、美しいと考えホワイトニングを行う女性、男性が多いのですが
お歯黒にもそれなりの費用がかかったでしょうに
あえて歯を黒くする必要性ってこの時代の女性の方はすごいですね
最近歯に付け爪のように人工の歯を貼り付ける付け歯なるものが流行っていました
犬歯に健康な歯の上から取り外しの可能な歯をつけて笑ったらかわいいという理由で
ここでの付け歯はラミネートベニアという方法ではありません
ラミネートベニアは表面を削り接着しますので
これにより歯を白くする、形を良く見せるという方法です
あくまでも接着ですのであまり持たないはずです
私見はおいといて
女性の美に対する要求は事態の流れとともに様々に変わってきます
しかも全く逆の時代もあったのです