こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

今日は根の治療について書いていきたいと思います

でなんで根の治療には時間がかかるの？

歯の大きさに対して根の中はすごく細くまた複雑な構造です

そして症状により時間が掛かる場合またはそうではない場合があります

根の中がすごく化膿している場合

時間がかかることが多いです

なぜならば神経の部屋は枝分かれしておりこの枝分かれしている部分まで消毒のお薬が効かない場合または根の外の骨の中に膿が出来ている場合

根の中を消毒して膿がなくなるのを確認しなければなりません

これに時間がかかるのです

そして膿は産生されるものですから次回来院された時に打診、排膿状態、綿花の状態、などを確認します

そして排膿がなく、打診がない場合において根の中に最後の薬を入れることができるのです

なので物のように何回来たら治るというものではないのです

言えないのです

しかし見えない部分ですのでよくインターネットで見ていると何回で根の消毒は終わるのでしょう？というご質問が様々なところで見かけます

根の治療が終われば何回で被せが入るというのは言えると思いますが

あ！あくまでも歯周病に罹患されていない場合ですが

歯周病、根の治療両方の治療を行っている場合ーこれは根の治療が終わっても歯茎に炎症がある場合にはすぐにはいれれないと思います

なぜなら特に前歯ー歯周病が落ち着いていない場合ー将来歯茎が下がって被せのヘリが見えてしまう可能性がある

つまり見た目がすぐに悪くなるリスクは避けたいものですよね?