歯てな?歯の神経はどうなってるの?なんで痛いの?
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は歯の中の神経についてお話しします
皆さんは歯には何本根っこがあるのかご存知の方は少ないと思います
ちなみに歯には前歯で一本の根っこがあります
上の小臼歯で二本
もう一本奥の小臼歯ー第二小臼歯ー根っこが一本
下の大臼歯で根っこが2本ーしかし神経の部屋は三つ
上の大臼歯ー根っこが3本あるのです
単純に奥歯は根っこの治療が前歯の3倍労力がいるんです
そして痛みを感じる神経には2種類あるのです
Aδーエーデルタ | 伝達速度が速い | 神経の太さが太い | 鋭い痛み |
C線維 | 伝達速度が遅い | 神経の太さが細い | 鈍い痛み |
この2種類なんです
鋭い痛み、鈍い痛みって言ってもどんなんだろう?と思われる方も多いとおもいます
知覚過敏のような痛みが鋭い痛みと言いますこの時に働いているのが実はAδ線維
化膿した時にズッキンズッキンして夜寝転んだ時に痛みを感じるのがこのC線維の痛みです
基本歯の神経には痛みしか感じる神経線維しかないのです
なので冷た?いとか熱?いとか感じなくて
痛い!としか感じません
歯の周りを覆っているエナメル質は虫歯、温度から歯を守っているのです
だからエナメル質の下にある象牙質が露出しない限り痛みを感じません
ということはしみると感じるのは象牙質が出てるんです
原因は2つ
一つは虫歯
もう一つは歯周病で歯茎が下がって象牙質が露出した時なんです
どうでしたでしょうか?今日のブログは
また何かお役に立つ情報をなぜそうなるのかを踏まえてお話ししていきますね