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歯の豆知識ーアルギン酸

2016.03.30 #未分類

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

歯の型を取る材料ー皆さんは一回はされたことがあると思います

なんかゴムみたいな、

冷たい

気持ち悪い

そんなイメージがあると思います

アルギン酸印象材というものが現在も主流なのですが

これとは別にシリコン印象材、近年では光学印象というものもありますね

今日はこのアルギン酸印象材についてお話ししたいと思います

成分

アルギン酸塩

せっこう

三リン酸ナトリュウム、炭酸ナトリュウム

珪藻土

フッ化亜鉛

着色料、香料

です

この中でせっこうにより固まるのです

三リン酸ナト、炭酸ナトは固まる時間を調節するために入れられています

フッ化亜鉛ーこれは型取りの面をツルツルにする役割をしています

このアルギン酸とコロイドー寒天とを連合して使います

僕がまだ臨床に上がった頃

教授のアシストをしている時教授は寒天、寒天印象というものをしていました

これは精度が良いのです

この頃にはシリコン印象はあったはずです

しかし時代の流れとともに教授もシリコン印象をするようになりました

僕は教授が大好きでした

ある時アーチェリーのOBで現役の子を応援するために浜松に行った時

夜のうなぎパイというものをあ!教授に買って帰ろー

そう思い次の日教授室をノックしました

仁科です!

あーどうぞ!

どしたん

あのー旅行に行ってきましたのでお土産です

あーありがとね

で終わったのですが

教授の診療に着いた時

仁科くんあれー美味しいね、大人の味やね?

そう言ってもらえ嬉しかったのを覚えています

どんな医局旅行に行ってもお昼ご飯があまり美味しくないなあってみんながシーンとしていても

まずはじめに教授はあー美味しいね!!って大きな声で言います

これは準備してくれた先生を気遣ってのことだと思います

これぞリーダーなのではないかな?

そう今思っています

先人の礎の元に今の歯科治療が確立しています

技術の進歩と共に新たな材料が出てきていますが

この講座で僕はハイブリッドセラミックスの被せ物を治験で100本は入れました

これが今のグラディアダイレクトという技術につながっているんだなあと懐かしく思ってます

あれ??アルギン酸の話からこんなグラディアダイレクトの話になってしましました

 

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