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歯の豆知識ー下の総入れ歯を作る時の3つの指標

2016.01.21 #未分類

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

総入れ歯、部分入れ歯を作る時に何の指標もなく作っているわけではないのです

下の入れ歯には3つのポイントがあるのです

頬棚ーバッカルシェルフと言われています

奥歯のほっぺた側の骨なのですが外側を決定する指標です

これはこの部分の骨は吸収しないので指標となるのです

内側の指標

顎舌骨筋線ー筋肉の付着部なのですがこれを超えて入れ歯を作ると舌側が狭い入れ歯になるのです

そして舌の圧力により入れ歯が浮き上がるのです

または痛い!

後ろの指標

レトロモーラーパッドー臼後三角と言われる歯のもっと奥にある柔らかい部分です

この3つの指標を基準に入れ歯を作るのです

そして人工の歯を並べるのには歯槽頂という骨の上に並べます

様々な人工の歯があるのです

そして左右に動かす時に自分の歯がある時には犬歯がガイドになるのですが

総入れ歯ではこの噛み合わせの方式は取りません

フルバランスドオクルージョンという方式をとります

横に動かす時奥歯まで同時に当たるように並べるのです

なぜこのような並びにするのか?

入れ歯が転覆するからです

横に動かすたびに入れ歯が落ちないように…という意味です

ん!そうそう入れ歯に使う人工の歯にも様々ですレジン歯、硬質レジン歯、陶材の歯

一般的には硬質レジンの歯ですが…

すり減った状態をハイブリッドセラミックスに人工歯を置換するというケースプレゼンテーションを以前行ったことがあります

なぜこのようなことをするのか?と言いますとすり減った状態がその患者さんにとって噛みやすい状態であるならばこの状態をすり減りにくい材質にしておいた方がずっとこの噛み合わせを維持できるからです

ハイブリッドセラミックスはすり減りにくいので…

陶材の歯は良いのですが入れ歯の場合調整が非常に難しく近年あまり使用しているケースを見ません

昔の匠の技を使う先生ーがこの陶材の人工歯を使用していたようです

 

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