こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

今日はミニマムインターベーションの治療

最小の侵襲の治療のことなんですがつまり出来るだけ歯を残そうという治療方法です

これにはウォーターレーザー、3mix法、ドックベストセメントがあります

3mix法とは

薄いエナメルを取り、虫歯の部分を消毒し、3種類の抗生物質を入れて虫歯菌を殺菌する方法なんです

ウォーターレーザー、エルビュウムヤグ、などは水分と反応しやすいレーザーです

虫歯の部分には水分を多く含んでいるのでこれにめがけてレーザーを照射します

またウォーターレーザーは水を弾丸のように出し歯を水で削ることができるマシーンです

ドックベストセメントは様々なミネラルを含んでおり

この中には銅を含んでおりこの殺菌力で虫歯を殺菌するのです

そして様々なイオンを含んでいます

これに含まれているイオンについてはまた別の日にお話ししようと思います

このため歯がこれらを吸収し歯を硬くします

僕的には抗生物質を使わないのでこのドックベストセメントがいいなあと思っています

適応症とならないものは

歯がズキズキ痛い場合、もうこれは神経が化膿しているため神経の治療を行わなければなりません

微妙なケース

虫歯で神経が出ているが痛みはない

このケースはドックベストセメントを使用しても神経を残せるかどうかはわかりません

一回やってみる価値はあるかもしれませんが…

当医院にももう直ぐこのドックベストセメントが来る予定なんです

これにより一人でも神経を残せる方がいらっしゃれば嬉しいなあと思っています